やっさいほっさい えびす神の漂着を再現する火渡り神事。昔、石津の浜に流れ着いたえびす神を、漁師が108束の薪を燃やして暖めたという伝説があり、この108束がなまって「やっさいほっさい」となったといわれる。薪の燃え残りが厄除けになると伝えられている。
第51回堺まつり 歴史と文化のまち、大阪府堺市で行われる堺まつりは、2024年で第51回を迎える。2022年からは伝統ある「堺まつり」をより身近に感じられる「参加型の巨大ストリートフェス」へと開催方式を変更。日本各地の鉄砲隊による演武発砲、勇壮なふとん太鼓、ステージイベント、環濠クルーズにグルメ、また気軽に茶の湯を楽しめる「利休のふるさと堺大茶会」等も実施している。※状況により内容の変更や中止になる場合あり。 画像提供:公益社団法人 堺観光コンベンション協会
楠公さくら祭 四條畷神社には、楠正行を主祭神とした楠正時・正家を含む将士24人が祀られる。境内には、楠・桜・紅葉などが植えられており、特に春と秋の景観が見事。明治23年(1890)に明治天皇の勅許により御鎮座し、その御鎮座日の祭りが楠公さくら祭。居合や踊りなど各種奉納行事が催される。
裏千家家元献茶式 水無瀬神宮境内から湧き出る御神水「離宮の水」(取水時間6~17時)は全国名水百選に選ばれた。名水が湧き出る同宮では茶人の祟敬も篤く、毎年4月5日には裏千家家元の御奉仕による献茶祭が祭神・後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇に対して斉行され、一日中境内は賑わう。重要文化財である後水尾天皇ご好愛の茶室「燈心亭」(要予約)がある。
桜花祭 大阪平野の東、奈良盆地との境に連なる生駒山麓の樹々に囲まれてたたずむ枚岡神社。奈良の春日大社は、この社の二神を勧請したということで「元春日」ともよばれ、藤原氏の隆盛とともに栄えた。参道南側には梅の名所として知られる枚岡梅林、神社の北東には桜やツツジが咲く公園がある。