たいまつ押し 全国でも類を見ない巨大松明が押されるこの火祭りは、県の無形民俗文化財に指定されている。若い衆が大松明を担いで境内を3遍押し回し、大松明を一気にどんど火の中に倒すさまは、見る者を圧倒する。この後、除夜の鐘に合わせて約30個程度の小松明を左右に振りながら宮田跡まで進む。雨天中止。※雪が多いため、当日は開催の有無を事前に確認のこと。
花盛祭 花盛祭は、鎮座地・天野の里の春の花々があざやかであることから明治時代より始まり、御祭神の女神へ花を捧げて春の訪れを祝う春の大祭。参道には花の飾られた竹筒が並び、10時からの祭典に続き、13時30分より中世から続く神輿行列を再現した渡御の儀が盛大に執り行われる。神輿渡御は鎌倉時代に始まったもので、室町時代までは「浜降り神事」と呼ばれ、神輿が紀の川を下り和歌浦の玉津島神社まで巡幸した。現在の姿は、江戸時代の渡御を再現したもの。その他に舞楽奉納、歌唱奉納、餅撒きなど、午後は神賑の行事が行われる。
木祭り 伊太祁曽神社の祭神・五十猛命は、日本書紀に木の神として登場する。日本の国土を青山とした神徳高く、特に木材業関係の尊崇篤い神社。11時~祭典。祭典後はもちまきや国際大会優勝者の城所氏によるチェンソーアートの奉納が行われる。境内では、木工品や地場産のイチゴ・タケノコの青空市が行われる。
動鳴気峡 桜まつり 「動鳴気峡[どうめききょう]」の桜は、田辺市随一の花見スポット。イベント当日には地元の物産販売や露店も立つ(予定)。また、桜の開花状況に合せて夜桜ライトアップも行われる。 画像提供:(C)田辺市観光振興課