上三原田の歌舞伎舞台公演 江戸時代後期の文政2年(1819)に建造された歌舞伎舞台で年1回11月に行われる公演。地元の歌舞伎保存会や小学校歌舞伎クラブなどが演目を展開する。公演に使われる舞台は、国の重要有形民俗文化財に指定されており、舞台演出のための特徴ある仕掛けを複数備えている。雨戸のような板を水平に倒すことによって舞台を広くする「ガンドウ返し」、舞台の回転装置「柱立式回転機構」、天井と奈落の両方から2つのセリを上下させる「セリヒキ機構」など独特の構造を持っている。
伊香保まつり 伊香保温泉では、毎年9月18日から20日に伊香保まつりが開催される。伊香保温泉ゆかりの明治の文豪、徳富蘆花の命日である蘆花祭(18日)と伊香保神社の例大祭(19日・20日)を総じて「伊香保まつり」として親しまれている。激しい祭りとして知られ、子どもから大人までもみ合いながら石段を登る樽みこしや本神輿(19日のみ)が伊香保神社を目指して石段街を登る姿は威風堂々と見ごたえのある祭りである。
日本のまんなか渋川へそ祭り 群馬県の中央に位置する渋川市。「日本のまんなか(へそ)」として知られるユニークな名物行事。お腹に大きな顔を書き「へそ出せヨイヨイ」の掛け声に合わせて愉快にパレードする「へそ踊り」は18~20時。ちびっ子たちのかわいいパレードや、各種イベントもある。
妙義山「お花見マルシェ」 妙義山の南麓に広がる斜面一帯を利用した「さくらの里」にて開催される。約47万平方mの園内に、約45種4000本の桜が植樹されている。イベント当日は、抹茶のサービスや特産品の販売などが行われる予定。※2025年イベント内容は状況により変更の場合あり。 画像提供:下仁田町