
熊野速玉大社例大祭(本殿大前ノ儀・神馬渡御式・神輿渡御式・御船祭・御旅所神事)
全国熊野神社総本宮として崇敬篤く、世界遺産として名高い熊野速玉大社の例大祭。国指定重要無形民俗文化財に指定されている。2日間に亘る大祭は本殿大前ノ儀に始まり、神馬渡御式、御旅所神事、翌日は神輿渡御式、御船祭、御旅所神事が行われる。御旅所神事では、”杉の仮宮“が建てられ、正に初めて神迎えをした古代祭祀の原初の姿を今に伝えている。浄闇のなか、”おみたま“”掛け魚“とよばれる特殊神饌を献じ、祝詞が奏上され神事が厳かに斎行される。この他、氏子9隻の船で勇壮に競い合う早船競漕も見どころ。