516回目を迎える西大寺会陽(国の重要無形民俗文化財)は、令和6年(2024)6月に日本遺産の構成文化財に追加認定された。当日は、冷水で身を清めた男達が「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに境内を練り歩くほか、22時に御福窓から投下される2本の宝木をめぐり激しい争奪戦を繰り広げる。その姿は勇壮で、宝木を手にした者は福男と呼ばれ、1年の幸がもたらされると言われている。他にも、少年はだか祭り・会陽太鼓の演奏・奉納演舞等が行われるほか、19時から花火の打ち上げが行われる。会場には露店が出店し、多くの人で賑わう。 画像提供:西大寺会陽奉賛会