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そばの風味とコシを大切するため、1日に何度も打つこだわりのそば店。そば粉は地元産を使い、十割そばは夕方には売り切れてしまうという。11月の新そば、2月の寒晒しそばなど季節のそばもおいしい。人気は皆瀬牛とおそばのセット1980円。

名物の稲庭うどんは350年以上の歴史をもち、昔は秋田藩が製法を独占して一般への販売を禁止していたという逸品。手練り・手綯いの職人技と栗駒山系の伏流水、厳選した小麦から生まれ、なめらかな舌触りとつるりとした喉ごしが特徴だ。独特のコシと艶やかな白い肌が見た目にも美しい。醤油と胡麻味噌、2種類のつけ麺が楽しめる、二味せいろ1000円。国産なめこ使用のなめこうどん1100円。実演見学もできる。

アイデアあふれるオリジナルのファストフードが味わえる。人気はオランダ焼き110円。見た目は普通の大判焼きだが、中にはハムとマヨネーズが入っている。小腹がすいたときにぴったり。さつま芋やバナナに衣を付けて揚げた、さつまてん110円やバナナてん80円もおすすめ。

十文字ラーメンは超極細の縮れ麺、あっさりとした醤油味、だしの深い味わいと香りが特徴。その本家とされるのが、創業80年を超えるこの食堂だ。鶏ガラや豚骨は一切使わず、焼干し、かつお節、昆布をベースにしたスープはまさに元祖の味だ。

100年以上前の蔵を利用した建物。紀州備長炭で焙煎する挽きたて一杯だての香り高いコーヒーをマイセンやヘレンドなど、好みのカップで味わうことができる。ブレンドコーヒー500円、自家製のレアチーズケーキ330円。

豚ホルモンをやや甘めの秘伝のタレで仕上げ、やわらかな太麺の上にのせた元祖ホルモン焼きそば700円が名物。夜はていねいに炭火で焼いた手作りのやきとり1本130円～や、輪切りの大根を柔らかく煮たあっつあっつ大根350円(11～3月頃の冬期のみ)などを食べながらアルコールを楽しむ客が多い。

横手やきそば四天王に選ばれたこともある人気店。定番のシンプルな横手焼きそばは550円。人気の角煮焼きそば750円の圧倒的な存在感の角煮は焼きそばに合うよう濃いめの味付け。卵の黄身と絡めることでよりマイルドな味わいになる。サラダ付きでお得感もたっぷり。

12年連続で「横手やきそば四天王」に選ばれた店。客によって焼き加減を変えるなど、オーナーである藤井氏の人柄がうかがえる。特製焼そば700円は、麺2玉にひき肉と目玉焼き、豚のももスライスが1枚のった豪華版だ。

自家製麺やソースなどにこだわるのはもちろん、ユニークなメニューも揃う横手やきそばの店。軟らかなホルモンが辛めのソースによく合うホルモンやきそば800円が好評。

平成19年(2007)から平成22年(2010)まで、4年連続で「横手やきそば四天王決定戦」で四天王の一つに選ばれた名店。見た目はシンプルだが、コシのある麺、野菜、ソースのバランスが絶妙。横手やきそば600円。