アーカイブ Travel Post

JR平泉駅近くにある明治25年(1892)創業の老舗和食店。地元の食材にこだわり、現代の好みに合わせた味付けで前沢牛や白金豚などの料理、ウナギ料理を提供している。好評の前沢牛スタミナ定食1450円(税別)は、すき焼きに温泉卵が落とされた元気の出る内容。グループの場合は事前に予約を。

農機具小屋を改装したウッディな造りのカフェ。目の前にはブルーベリー農園が広がり、そこで収穫された果実を用いたスイーツが味わえる。ブルーベリーをたっぷり使用したcotaパフェ650円(税別)。開放的なデッキテラスもある。ランチタイムには15食限定の「県産豚肩ロースのブルーベリー煮込み」1250円(税別)が人気。夏期(7月初旬～約1カ月間)にはブルーベリー摘み取りも楽しめる。

JR江釣子駅の北方、国道107号沿いにある昭和48年(1973)創業のロシア料理レストラン。ロシアの伝統的な家庭料理を日本人好みにアレンジした料理はどれもやさしい味わいだ。名物は、敷地内のトロイカチーズ工房で作ったモッツァレラチーズとゴーダチーズをのせたアツアツのスメタナソース仕立てのロールキャベツ。野菜のうま味を凝縮したボルシチもおすすめ。新鮮な手作りチーズを使って独自製法のミディアム・エージングで焼き上げた滑らかでクリーミーなオリジナル・ベークド・チーズケーキやナチュラルチーズケーキは店頭で販売。

岩手県中央部、北上盆地の中ほどに位置する北上市。「きたかみ牛」はこの恵まれた環境で育てられた4等級以上の黒毛和牛のことを言う。日本最大級の農業生産法人である西部開発農産が生産する「きたかみ牛」をはじめ、ひとめぼれ米や野菜、味噌、小麦を使った料理が存分に味わえる焼肉店がここ。おすすめは、「きたかみ牛カルビ」(1430円)や3～4人分の盛合せ「きたかみ牛まるぎゅう盛り」(5100円)の焼肉。ステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼きなどのほか、きたかみ牛握り寿司や冷麺などの一品料理も用意している。

「さくらの名所百選」の一つ、展勝地の対岸で、桜並木や北上川、トラス構造が美しい珊瑚橋を眺めながら食事が楽しめる和食処。季節の料理といわて四元豚や、釜飯も人気。北上のご当地グルメ「北上コロッケ」は里いもを使った独特な食感がくせになる。また更科粉を使用した十割そばは、のど越しよくコシがあり一押しメニューだ。

えさし蔵まちモール内の石畳を歩くと蔵の中に明治時代に建てられた2棟の土蔵を改装した食事処えぴやがある。蔵の面影を色濃く残し、地域の魅力食材の活用と地産地消のメニューを提供している。また、遊具・お祭りブースもある。CD・DVD再生機器、マイク・スピーカーやプロジェクターの貸出も可能(要予約)。

江刺名物の卵めん[らんめん]は油を使わず、卵と小麦粉だけで練り上げた香り高い麺。この生麺はあまり飲食店に置かれることがない貴重なものだ。また、名物のあんかけうどんは身も心も温まるなつかしい味。江刺の名物をぜひ。

奥州市江刺の歴史公園「えさし藤原の郷」に隣接するお休み処。奥州すいとん御膳や奥州前沢牛御膳など郷土の味を使ったオリジナルメニューを用意。四季折々の景色を眺めながら、ゆったりとした店内で食事ができる。5人以上で5日前までに予約できるなら、「平安時代の食事の再現」をテーマに文献や資料を研究して作られた、現代人にも合う平安時代食を試してみたい。義経の宴、秀衡の宴の2種類。

古民家3軒分の古材を生かした重厚な造りで、広々とした板の間と純和室の店内。季節の食材、岩手の食材を活かした一品料理を楽しめる。日本料理を中心に岩魚、山女、鮎など渓流魚800円～や海鮮料理、ジューシーな味のハーブ豚[とん]スペアリブ1000円、岩手ブランドの牛ステーキ、陶板焼きなどもおすすめ。江刺名物のらん麺750円ほか、茶漬け、雑炊など1人から60人前後の食事、宴会会食もできる。