杏の里板画館
棟方志功[むなかたしこう]が自らの木版画を「板画[ばんが]」と呼んだことに由来する板画館には、氏の作品を中心に、森貘郎[もりばくろう]の手作り板画、芹澤けい介[せりざわけいすけ]の作品などが並ぶ。あんずまつりの時期と秋には企画展も開催される。北信濃の古い切妻造民家の風格を伝える建物も見ごたえがある。所要30分。
棟方志功[むなかたしこう]が自らの木版画を「板画[ばんが]」と呼んだことに由来する板画館には、氏の作品を中心に、森貘郎[もりばくろう]の手作り板画、芹澤けい介[せりざわけいすけ]の作品などが並ぶ。あんずまつりの時期と秋には企画展も開催される。北信濃の古い切妻造民家の風格を伝える建物も見ごたえがある。所要30分。
科野の里歴史公園にあり、県内の考古資料や歴史史料などの展示によって、原始から現代までの信濃の歴史を紹介。所要1時間30分。
地元稲荷山出身で政治風刺の第一人者であり、世界的に有名な昭和の漫画家「近藤日出造氏」の展示館。「川柳・川柳漫画コンクール」を毎年開催。全国から応募されたコンクールの入賞作品と、入選作品を近藤氏の門下生である「牧野圭一氏」が一コマ漫画で描いた色紙の展示もある。図書室では、手塚治虫を始めとする懐かしい漫画や、最近の人気連載漫画までゆっくり楽しむことができる。
400年前からこの地で酒造りをしていた坂井銘醸の酒蔵を資料館として公開。酒造りの工程や道具類などが展示されている。絵画館併設。ステンドグラス制作(1080円~、要問合せ)や陶芸体験(2160円~、要予約)も試してみたい。230年以上の歴史がある茅葺き屋根の母屋は、売店・利き酒処になっている。国の登録有形文化財に指定されている。
あんずの古木や古民家を移築し、昔ながらのあんずの里を再現。あんずが咲き誇る様は圧巻だ。母屋にはあんずジャムなどあんずを使った特産品や、地元の芸術家による絵画などが展示されており、囲炉裏を再現した休憩所、庭園には自然石を使ったホタル水路もある。
公園内の治田神社前には2つの池があり、周囲を囲むようにソメイヨシノなどの桜が咲き乱れる。また、水面に満開の桜が映り込む姿は絶景。
山の斜面を利用した公園。園内には、ウサギやヤギなどの小動物が飼育されている。ローラー滑り台をはじめ、子ども向け遊具も充実している。また、日本最大級の天狗の像がそびえ立っていることでも有名で、別名「天狗公園」とも呼ばれている。2月下旬頃~3月上旬頃にはセツブンソウが見られる(駐車場から徒歩20分)。
幕末から明治期、生糸輸出業カネヤマ松源製糸の松林邸を修復・再生したもの。主屋は古い町屋の生活空間を再現。敷地中央の土蔵は、内部未公開ながら外観に往時の姿を見ることができる。奥の2階建て倉庫はくらしの資料館として稲荷山祇園祭の四神、剣龍や、かつての稲荷山の生業や生活の様子などの民俗的資料を多数展示している。平成26年(2014)12月に重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
科野の里歴史公園にある。4世紀代に造られた全長100mの前方後円墳。古墳へは「古代の道」を歩いて約20分。古墳館前から見学バスもある(片道300円、冬期間運休)。
有明山山麓に広がる歴史公園。古墳時代のムラを当時のままに再現した園内には、国の史跡に指定されている森将軍塚[もりしょうぐんづか]古墳や古墳の竪穴式石室などを展示する千曲市森将軍塚古墳館、長野県立歴史館などの史跡や施設がある。