ラ・リューシュ

昭和56年(1981)、芸術家育成の場として建設された集合アトリエ「ラ・リューシュ」は、ギュスターブ・ユッフェルの設計によってパリに建てられ、シャガールなどエコール・ド・パリの画家たちを輩出したアトリエ兼住居と同じ設計でつくられたもの。

昭和56年(1981)、芸術家育成の場として建設された集合アトリエ「ラ・リューシュ」は、ギュスターブ・ユッフェルの設計によってパリに建てられ、シャガールなどエコール・ド・パリの画家たちを輩出したアトリエ兼住居と同じ設計でつくられたもの。

清春芸術村の一角に立つ美術館。武者小路実篤や志賀直哉など、白樺派作家の夢みた美術館建設を、銀座吉井画廊の吉井長三が実現。館内には梅原龍三郎や中川一政など、白樺派と関わりのあった作家の作品を中心に展示している。国外の作家では、ルオーやロダンの作品が必見。

流派を超えた芸術の拠点として、清春小学校跡地に芸術家の活動拠点として造られた。中央に立つ16角形のアトリエ「ラ・リューシュ」は、パリのラ・リューシュを模した建物で、アトリエと生活設備が整った創作の場。ジョルジュ・ルオーや岸田劉生らの作品を収蔵する清春白樺美術館、東京から移築した梅原龍三郎のアトリエ、ルオー礼拝堂などが点在する。安藤忠雄氏設計の光の美術館は、自然光の中で作品を鑑賞できる造りで、スペイン画家アント二・クラーベの作品などを展示。

日本の油彩画を確立したと評される梅原龍三郎。清春芸術村の敷地の一角には東京から移築した氏の和風アトリエが立つ。氏が生前使用していたままを再現し、内部の様子が見られる。

清春芸術村にある、宗教画家のジョルジュ・ルオーを記念して建てられた礼拝堂。堂内にはルオーの版画が展示され、自由に鑑賞できる。展示品は、時期により異なる。

長坂駅の近くに立つケーキ店。白い建物にピンクの飾り屋根が付いた外観が目印だ。店内のショーケースに並ぶケーキは、すべてオーナーの手作り。チョコベースにしっとりとした口あたりのオペラやサンマルクなど定番のほか、季節限定のケーキもある。常時12種類のケーキが揃い、1個180円~。手ごろで上品な味を堪能したい。似顔絵やイラストを入れたケーキにも対応してくれる。

清里高原への入口・長坂ICと小淵沢ICの間にあるパーキングエリア。緩やかに広がる八ヶ岳山麓に位置し、周囲の山々を眺めながら、自然の中で心も体もリフレッシュできる。フードコートのイチオシメニューはカレー。「八ケ岳燻製工房」の厚切りベーコンをのせた「清里カレー 厚切りベーコン」が人気。地元のそば粉を100%使用した「三分一湧水もりそば」もおすすめ。売店では地元の名店の味や八ヶ岳PAオリジナル商品などを各種取り揃えている。「ぷらっとパーク」も設置されている。

小淵沢ICと長坂ICの間に位置し、雄大な南アルプスや八ヶ岳連峰を望むロケーションに恵まれたパーキングエリア。目前に望む甲斐駒ヶ岳の雄姿は圧巻。美味しい大自然の空気の中で、思い切り深呼吸して気分転換できる。日本名水百選に選ばれた「三分一湧水」を使用した「三分一湧水の手打ちもりそば」や「八ヶ岳のぶた丼」がおすすめ。大人気の「あんこクロワッサン」を販売するベーカリーでは、「八ヶ岳高原ミルクソフト」も人気。「ぷらっとパーク」があり、一般道からもPAの施設を利用することができる。

オオムラサキをはじめ、さまざまな蝶や昆虫の生態を紹介する施設。館内の常設展示は、オオムラサキが生息するエノキ、クヌギ、コナラなどの八ケ岳山麓の雑木林を再現したジオラマ雑木林の四季、リアルな飛翔模型や構造模型が見どころ。標本展示室では美しい蝶の姿を鑑賞できる。センター周辺は自然公園として整備され、オオムラサキ飼育施設や森林科学館、観察木、メダカ観察池、芝生広場のほか、木道の整備された棚田なども。6月下旬~8月中旬、オオムラサキ自然歩道では自然のオオムラサキを見ることができる。所要1時間。

ハーブ・宿根草を専門とする日野春ハーブガーデンの直売所と見本園。ハーブを中心に世界の植物を500種以上栽培している。色とりどりのサルビアの仲間やミント類、ローズマリーなど、植物の見ごろは4~10月。直売所では苗や種子を販売し、栽培方法の情報提供や種苗の通信販売も行っている。