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雪の大谷

毎年春に現れる、室堂付近の雪壁に挟まれた道のこと。アルペンルート開通時には、多量の積雪をブルドーザーなどで除雪するが、その際、道路の両側の雪が壁状に残される。雪壁の高さは、積雪の多い年には20mに達する場合も。アルペンルート全線開通後の4月中旬~6月下旬には、普段、立山高原バスしか通行できない道路の一車線を歩行者専用として開放するイベントを実施。雪の壁の大迫力を間近で楽しめる。

立山黒部アルペンルート

約1300年前に山岳信仰の山として開き、富士山、白山[はくさん]とともに日本三霊山の一つとして栄えた立山。昭和46年(1971)、立山黒部アルペンルートの全線開業により、長野県大町市と富山県立山町を縦貫する世界でも有数の山岳観光地になった。ケーブルカーやロープウェイなどを乗り継いで、3000m級の山々が連なる北アルプスと急峻な黒部峡谷、黒部ダムなどが織りなす雄大な景色を楽しめる。なお立山黒部アルペンルート内はマイカー乗り入れ不可。長野県扇沢駅、富山県立山駅から電気バスやケーブルカーなどを利用する。通り抜ける場合は車の回送をホームページ「立山黒部アルペンルートオフィシャルガイド」で要確認。

室堂山展望台

立山三山の1つ浄土山に寄り添うようにそびえるのが室堂山だ。標高2668mの山頂付近まで、石畳の遊歩道が続き、登るにつれて背後に室堂平と立山の眺めが広がる。展望台に立てば、南側の立山カルデラや薬師岳に続く北アルプスの山並みを見渡せる。

立山室堂

立山信仰登山の基地となった、古い宿泊・礼拝施設(国指定重要文化財)で、信者はここから雄山山頂の神社を目指した。日本最古の山小屋ともいわれ、最初の建物ができたのは、少なくとも15世紀末より以前と考えられている。建物は2棟に分かれ、北室は享保11年(1726)、南室は明和8年(1771)に再建されたものを、1992~94年の解体調査後に復元した。屋根は切妻造で、柱はタテヤマスギの太い角材を等間隔に並べた堅牢な構造。内部には解体調査で出土した陶器などの貴重な遺物を展示。

雄山神社峰本社

標高3003mの霊峰立山。その主峰雄山の山頂に鎮座する。山麓の芦峅寺[あしくらじ]にある芦峅中宮祈願殿、岩峅寺にある前立社壇[まえだてしゃだん]の3社殿から成り立つ神社で、山頂の小さな社殿に伊邪那岐命[いざなぎのみこと]と天手力男命[あめのたぢからおのみこと]を祀る。お祓いが受けられる参拝は7月1日~9月30日のみで、お祓いを受けた後は、御神酒[おみき]が振舞われる。

山崎カール

カール(圏谷[けんこく])とは氷河の浸食でできた谷状の地形で、スコップでえぐったような丸い底が特徴。雄山山頂の西側にある山崎カールは幅約400m、長さ約600mの小さな圏谷。明治38年(1905)、地理学者山崎直方[やまさきなおまさ]博士により日本で初めて発見され、日本に氷河時代が存在したことが証明された。圏谷内は立入禁止だが、エンマ台から眺めるとその形がよく分かる。昭和20年(1945)2月22日国の天然記念物に指定。

室堂平

アルペンルートの最高所で、標高2450m。古くから山岳信仰の霊場として多くの修験者や信者が登拝してきた立山登山の基地で、眼前に標高3003mの主峰雄山[おやま]がそびえ、剱岳や大日連山など3000m級の山々を望むことができる。室堂ターミナルを中心に散策道が整備されており、立山信仰の遺跡やミクリガ池などの湖沼をトレッキングシューズで気軽に巡ることができる。湖畔に花畑の広がる周囲630mの火山湖ミクリガ池を周回するコースは約1時間。運が良ければ、散策中に雷鳥と出会えるかも。

玉殿岩屋・虚空蔵窟

室堂平の西端、雄山を望む岩場に口を開けて並ぶ2つの洞窟。玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で、熊と白鷹を追って来た佐伯有頼[さえきありより]に、熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所とされている。立山室堂が建設される前は、立山修験道の行者の宿泊に使用されたともいわれる。洞窟の天井は低く、奥行きも4m程度と狭く、小さな石仏が数体安置されている。すぐ隣にある虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も同じように使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られている。この2つの洞窟へは、滑りやすい登山道の下りなので足元に注意を。

雄山

標高3003m霊峰立山の主峰。浄土山、別山と共に「立山三山」と呼ばれる。登山は室堂ターミナルから遊歩道を進み、途中滑らないように雪渓を横断する。次第に傾斜も増してくるが、祓堂を見送ると中間地点の一ノ越。この先は、両手を使って岩をよじ登る箇所もある本格的な登山道となる。一ノ越から1時間ほどで雄山神社の社務所前に到着。最高地点は岩峰の先端で雄山神社峰本社が立つ。遮るものがない山頂からは、遠く富士山、御岳山、黒部川の源流など、展望がすばらしい。室堂ターミナル~雄山山頂往復約5.4km、上り2時間、下り1時間40分。

立山玉殿の湧水

標高3003mの立山雄山の直下、立山断層破砕帯から湧き出る地下水を導水。立山に降った雪が万年雪になり、さらに花崗岩[かこうがん]の層を300年もかけてろ過された水は、軟水でクセがなく、2~5度と冷たくおいしい。「全国名水百選」にも選ばれている。

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