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国産にこだわった原料と、わざと割って味付けする加工、手間をおしまない製造。これらをひっさげて食べた人の「おいしい」を豊かに彩る。「割餅煎餅」やぬれせんべいなど、定番商品から変わりだね商品まで店内に100種類以上並ぶ。

創業以来伝統的な製法で香ばしくパリッと上品に焼き上げた農林水産大臣賞受賞の「長寿のり」と、珍しい種類豊富な型抜き海苔を中心に扱う。のりパラダイスは、美味しくてユニークで食事の時間が楽しくなる。弁当にも大人気。平成26年(2014)には「焼きたてのり2帖特選」で2度目の農林水産大臣賞を受賞。

昭和5年(1930)より大塚で三代続く肉の専門店。牛肉は特選A5ランクの良質の肉。人気の手作り焼豚(100g280円)や自家製惣菜が好評の地域密着型の食肉店。どの肉が何の料理に合うのか？火加減は？など、丁寧に教えてくれる。

赤パンツといえば巣鴨のマルジ。「元気に素敵生活 生活衣料店」として商店街に4店舗店を構える。東洋医学に基づいて開発された赤パンツは、「身に着けると気分が若返る」と人気が高い。‘元気はつらつ若ガエル’シリーズもキュート。祝い着還暦セットも扱っている。

生活衣料を安くがモットーの洋品店で、豊富な品揃えと値段の安さには目をみはるものがある。冷え性に効果があるといわれる赤パンツ780円～はここが発祥の人気商品だ。

もともとは、日本の資本主義の礎を築いた渋沢栄一の三男が所有していた土地。現在は地元の人々の憩いの場となっている。

とげぬき地蔵で有名な高岩寺の参道として栄える門前町。200軒ほど連なる商店の店先には、肌着、草履、お茶、豆餅、塩大福等々お年寄り好みの商品がズラリと並ぶ。別名「おばあちゃんの原宿」として有名な商店街だ。

荒川線新庚申塚の北側、白山通りに面した旧朝日中学校の敷地はかつて巣鴨撮影所があった場所だ。大正8年(1919)に天活(天然色活動写真)が撮影所を開設して以来、何度か持ち主が変わったが、昭和8年(1933)に大都映画が発足し昭和17年(1942)まで存続。年間100本余りの映画が製作され、戦前の映画界では製作本数最多を誇っていた。

境内横の広い墓所には、江戸町奉行で有名な遠山金四郎景元の墓をはじめ、幕末の江戸三大道場の一つ玄武館を開いた北辰一刀流の千葉周作の墓や明暦の大火(振袖火事)供養塔などがある。

現在の豊島区の東半分にあった旧巣鴨村の総鎮守として、鎌倉末期に創建。約700年の歴史がある。賑やかな商店街を抜けて境内に一歩足を踏み入れると、高さ30m、一対の「夫婦銀杏」がそびえているほか、子犬を授乳している「子育狛犬」もあり、凛とした空気の中にも穏やかな気持ちに包まれる。祭事は9月の例大祭、2月の節分祭などのほか、毎年6月末と12月末には「大祓」も行われている。自らの罪やけがれをはらうため、「形代」と呼ばれる紙の人形に自分の罪を移し、本人の身代わりにおはらいをするという儀式で、誰でも参加できる。