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旧秩父往還

江戸時代、秩父に入る道は「秩父往還」と総称され、熊谷と甲州を結ぶ主要道路の役割を担ってきた。街道沿いには享保年間(1716~36年)に盛んになった織物、「秩父銘仙」の問屋が軒を連ねていたという。現在では、西武秩父駅から秩父鉄道の秩父駅まで、線路の西側に並行する旧秩父往還沿いに当時の名残りが見られる。秩父を代表する養蚕農家であった松本家の3階建ての建物や、現在も醸造を続ける武甲酒造をはじめ、今も古商家が残る。

和銅遺跡

日本最初の通貨「和同開珎」誕生の元となった、銅が採掘された遺跡。敷地内には大きな貨幣のモニュメントが設置され、撮影スポットになっている。また、ときの朝廷への和銅献上に縁が深いと伝えられる聖神社もすぐそばに。神社の敷地内には貴重な和銅関連の鉱石類が展示されている。

龍石寺

かつては雨漏りが激しかった寺も、地元青年部によって昭和48年(1973)に解体修理された。三途婆堂など、境内にはみどころも多い。秩父三十四箇所のひとつ。

橋立堂

札所28番で、そそり立った岩壁の下に立つ姿が印象的。鎌倉時代の作といわれる馬頭観音が本尊で、裏にかつて奥ノ院だった橋立鍾乳洞がある。

野坂寺

本尊の聖観音立像は藤原時代の等身大一木造。桜並木の参道の奥には、享保年間(1716~36)建立の重厚な入母屋造の楼門が立つ。佛像の寺・十王像・十三王像・六地蔵・雷神・風神・雨神・あづかり観音・ふれあい観音・その他多数の佛像が奉安されている。花の寺・椿・桜・桃・藤・花蓮など、四季折々の花が境内に咲く。

秩父札所めぐり

日本百番観音に数えられる、秩父札所34カ所めぐり。文暦元年(1234)開創と伝えられるが、札所32番の法性寺(岩船観音)が所蔵する室町時代末期の秩父札所番付において実在が確認される。江戸時代になると、観音信仰の高まりから札所めぐりは庶民の間に熱烈に広まっていった。まとまった地域にあるため日数がかからず、江戸からは関所越えがないので女性も多く巡礼した。徒歩で回ると1週間ほど、車で3~4日が目安。白装束の巡礼姿で参拝するのもよいが、普段着でも構わない。巡礼用品全般は札所1・13・18番で購入可。

秩父神社

鎮座2100年の歴史をもつ、秩父地方の総社。現在の社殿は徳川家康の寄進によるもの。本殿・幣殿・拝殿をつないだ、荘厳な権現造だ。左甚五郎作の彫刻「つなぎの龍」「子育ての虎」が有名で、背面にある「北辰の梟[ふくろう]」は学問に霊験あらたかとされている。例祭「秩父夜祭」は、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、平成28年(2016)にユネスコの世界無形遺産にも登録された。

大渕寺

高さ15mの護国観音は、かつては大船、高崎の大観音像とともに関東三大観音とよばれていた。埼玉県指定史跡の影森用水跡地も残る。

真福寺

無住寺のため、納経は光明寺にて。明治37年(1904)に再建。紅梅が有名。札所1番四万部寺より栃谷口から徒歩40分(登り坂)、赤い観音のぼりが見えると真福寺観音堂三間四面のお堂のみ。静寂な中にお巡りの有り難さあり。お巡りしてご朱印のある人は、大棚口の山路を下り40分で光明寺納経所に着く。

定林寺

「長享2年秩父観音札所番付」によると、定林寺が札所1番となっている。当時は定林寺から巡礼を始めたものと思われ、その名残りとして立派な鐘楼があり、梵鐘には秩父、坂東、西国、百観音のご本尊とご詠歌が刻まれている。現在のものは宝暦8年(1758)に再鋳造されたもので県指定文化財である。本尊は11面観世音菩薩で、定林寺は「林寺」とも呼ばれ、これは林太郎定元の菩提を弔うために建立した林家個人の持寺だったため。林家は妙見社の触れ役を勤める家柄だったと伝えられている。

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