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天保5年(1834)創業の鴨料理の老舗。名物は、天然の鴨だけを使う鴨すき1人前1万3200円～(11～3月)。胸肉・笹身・肝・軟骨をたたいて粉サンショウを加え、ペースト状にした特製のたたき、青ネギや焼豆腐などの具が入る。4～10月は、ドジョウや鰻を使った料理3150円～が楽しめる(要予約)。

漁獲量が少ないために幻のカキとも呼ばれる、海山特産の渡利カキを味わえる希少な店。大台山系の清らかな水が流れ込む白石湖で育つカキは、えぐみが少なくうま味たっぷり。毎年訪れるファンも多い。渡利かきコース料理4620円。

奥香肌峡に至る国道166号(和歌山街道)から僅かにはずれた家並みの中にある食事処。うなぎ料理をはじめ、夏は主人自慢の鮎の一夜干し600円などの鮎料理、冬は1人前からあるボタン鍋2500円～が人気。山の情報なども入手できるので、気軽に立ち寄ってみよう。

明治22年(1889)創業の老舗西洋料理店。名物のブラックカレー1080円は、松阪牛の背脂と小麦粉をじっくり炒め、完成するまで約1カ月ほどかかるこだわりメニュー。手間隙かけたルーは見た目の黒い色からは想像できない、まろやかな味わいだ。クリームコロッケやタンシチューなどの洋食やコース料理も充実している。

創業明治8年(1875)。津で最も古い老舗。炭火焼した鰻を創業時からの秘伝のタレで仕上げる。人気のひつまぶし2700円は、カツオと昆布で仕上げただし茶で味わう。石焼の器で焼いた香ばしい石焼きひつまぶしとろろ付4000円(要予約)もおすすめ。うなぎ丼並1460円、中2020円、上2590円、特上3190円ほか。

創業280余年の鯉料理店。新鮮な鯉を洗いや鯉こく、唐揚げなどで。ランチ2080円～、スペシャルランチ3004円～。会席料理4622円～、5778円～。

利尻産昆布とカツオ節、アジ、カタクチ、トビウオなど数種の近海産煮干しを使って仕込む贅沢なタレは、ガスではなく薪釜でじっくり時間をかけながら炊き上げるのがまろやかさの秘訣。最後に真っ赤に焼いた鉄板を浸し、煮干しの臭みを消す昔ながらの製法を貫く。伊勢うどん600円、焼豚伊勢うどん800円。

岡崎公園内にある創業130年を超える老舗。おすすめの田楽は、オーダーを受けてから備長炭で焼きあげる。人気は菜めし田楽定食1980円。和定食5390円(菜めし・田楽付)。予約にて、会席料理・懐石料理も受ける。

地元でとれたアナゴやメヒカリなど旬の素材を使った上寿司1800円。ボリューム満点なのにリーズナブルで、満足度が高い。独自にブレンドしたシャリがよくあう。そのほか、一色産のうなぎ料理(2500円～)も人気。各種持ち帰りもあり。

大正時代創業の老舗うなぎ屋。鰻・フグを中心に、天然素材にこだわった逸品の数々を提供。長良川で獲れた鮎や天然のとらふぐ料理など旬の味覚を堪能でき、上質でうま味とボリュームがあるうなぎ料理を低価格で楽しめる。職人が炭火で一つ一つ丁寧に焼き上げるうなぎの蒲焼は、表面はかりっと、身はふっくらした食感がたまらないおいしさ。創業以来継ぎ足された秘伝のタレは、しっかりした濃いめの味で、芳ばしいうなぎの蒲焼とよく絡む。極上の蒲焼がびっしり詰まったひつまぶしも自慢の逸品。う巻などの一品料理も多数用意している。