島旅

水と緑が豊かなピースフルな島

湧き水が豊かな牛島には、田んぼのあちこちに小さな溜池があり、冬には湿原が現れます。江戸時代に大船持ちで名を成した丸尾五左衛門の拠点や丸尾が寄進した極楽寺の鐘が今に残っています。牛島は、手つかずの自然が残り、時間が止まった、そんな感覚に浸ってしまう心落ち着く場所です。

大坂城の築城に使われた歴史ある石の産地

徳川幕府が大坂城を再建するときに広島の青木石が使われた歴史ある石の産地。島内の石碑や石垣に青木石が見ることができます。塩飽諸島の中で最も大きく、しま山百選にも選ばれた山々や荒々しい岩肌がそびえる一方、穏やかな白い砂浜をあわせ持つ表情豊かな島です。

黄色や赤に染まる色鮮やかな島

平家の落人が住みついて集落ができたと伝わる手島。その昔、塩飽諸島で栽培されていた伝統的な唐辛子　香川本鷹の栽培を復活し、島の特産品になっています。春には、あちこちの花畑がカラフルに染まり、夏から秋にかけては、ひまわりと真っ赤な唐辛子が実を膨らませます。秋になると島全体が紅葉に色づくなど、１年を通して彩りにあふれた島です。

島の人たちの手作りアートに出会える島

塩飽諸島で最も小さい島です。アートの島として、手作りの様々なオブジェが島のあちこちで温かく迎えてくれます。漁業が盛んで港にはたこツボや浮きブイ、イカリなど道具が並んでいます。春には島の名物の「源平桃」が咲き誇り、島中が白や紅に染まります。