慶野松原海水浴場 白砂青松が続く、『万葉集』にも詠まれた風光明媚な景勝地。数万本の松林から眺める夕焼けも美しい。「日本の渚百選」、「快水浴場百選」、「日本の夕陽百選」に選ばれるほど美しい淡路島最大の海水浴場。
慶野松原 播磨灘に面した美しい砂浜で、数万本からなる松林が約2.5kmにわたって続いている。「快水浴場百選」のほか「日本の渚百選」、「日本の夕陽百選」にも選ばれており、夏は島内屈指の海水浴場として賑わう場所。また、海沿いの散策路「プロポーズ街道」には、南あわじ市の地場産業・いぶし瓦を使ったオブジェが点在している。カップルたちのメッセージを刻んだプロポーズ瓦「瓦[かわら]ぬ愛」の言葉を刻んだハート型の瓦が並んでいる。
プロポーズ街道 慶野松原にあるプロポーズ街道は長さ1.5kmの散策道。道沿いには、銀灰色の光沢が特徴の伝統産業であるいぶし瓦で製作した十二支や七福神のオブジェが並んでいる。ほかにもプロポーズの言葉や俳句などを刻んだ瓦なども飾られている。ハート型のいぶし瓦に、プロポーズの言葉や家族の名前などを刻んで街道沿いに飾ることもできる。
極楽寺 応永年間(1394~1428)に京都大徳寺の末寺として創建されたと伝えられる臨済宗の禅寺。山門左手に湧くのは、城崎温泉を開いた道智上人が千日曼荼羅行の末に見つけたという独鈷水[どっこすい]。黒砂に白砂で「心」の文字を描いた枯山水の清閑庭[せいかんてい]も拝観したい。
温泉寺 天平10年(738)、道智上人開基と伝わる古刹。和様・唐様・天竺様の折衷様式の本堂(重要文化財)は但馬地方最古の木造建造物である。本尊十一面観音(重要文化財)、十六善神像・宝篋印塔[ほうきょういんとう](重要文化財)など寺宝も多い。境内に温泉寺宝物館あり。麓からの石段は450段。ロープウェイを利用の場合、中間駅で下車し、苔むした石の参道を歩くのもよい。