国分寺 天平13年(741)、聖武[しょうむ]天皇の勅願で行基が開いたという寺。四国霊場第80番札所だ。一帯は国の特別史跡に指定され、仁王門から本堂(重要文化財)へ向かう途中に七重塔や金堂の礎石が残る。寺の背後に整備された讃岐国分寺跡の遺構や復元家屋も見ておきたい。
ほたる見公園 満濃池周辺に生息する源氏ボタルの一種「まんのうボタル」を保護し、その姿を観賞するため、満濃池堤防のすぐ下に整備された。桜、ボタン、しょうぶ、あじさい、つつじなど、四季折々の花が楽しめる。満濃池へと続く遊歩道を行くと、文化庁登録有形文化財の満濃池樋門が見られる。
白鳥神社 白鳥神社・白鳥の松原には日本一低い山と呼ばれる御山[みやま]という山があり、その標高はわずか3.6m。明治時代の郷土史や旧白鳥町の都市計画図にも標高つきで記載のあるれっきとした山で、頂上には標柱が建立されている。また、白鳥神社社務所で登山証明書を受け取ることができる。白鳥の松原は「瀬戸内海国立公園」指定地。
オリビアン小豆島 夕陽ケ丘ホテル 瀬戸内海を見下ろす小豆島の高台に立つリゾートホテル。面積16万平方mの広大な敷地の中に、ホテル、テニスコート、プール、ドッグランなど様々な施設を完備している。地下約2000mから湧き出る小豆島温泉は、pH値9.0もあるアルカリ性の良泉で、肌がツルツルになる美肌の湯だ。その源泉を引く大浴場「オリビアンの湯」は、内湯と巨石を配した岩組みの露天風呂があり、日帰り入浴ができる。瀬戸内海が一望できる天空の露天風呂は、美しい夕日や、夜には漁火を楽しむこともできるという、様々な時間帯に入りたくなる温泉。