人吉球麿のひなまつり 20年以上続く「人吉球磨のひなまつり」では、来る人も迎える人も楽しいひなまつりを開催する。これまでの雛の展示はもちろん、期間中の週末には10の市町村が各地域の特色豊かなイベントを実施。春を告げる「ひなまつり」を雅に楽しむことができる。
第46回人吉梅まつり 梅を愛でながら、伝統芸能と春の味覚を楽しむまつり。約8万平方mの敷地には4600本の梅が植栽されている。メイン日の2月23日(日・祝)には、ステージでの伝統芸能披露や野点が催されるほか、地元婦人会手作りのおふくろの味、人吉球磨地方の冬の郷土料理などを堪能できる。
青井阿蘇神社 例大祭おくんち祭 毎年10月3~11日まで斎行される例大祭「おくんち祭」は人吉球磨地方最大の秋祭り。初日の3日は期間中に不慮の火災がないように祈願する鎮火祭が斎行され、夕刻からは半纏おろし、楼門前には火文字の点火があり祭のスタートを告げる。8日には国指定重要無形民俗文化財である「球磨神楽」が奉納され、神楽殿が神秘的な雰囲気に包まれる。9日の神幸式は2000人が街をねり歩き、午後からは境内にて、市民演芸大会が開催される。
菊池さくらまつり 約3000本の桜が街を彩り、開花期間中の夜間は、ライトアップされ幻想的な空間を堪能できる。また、3月16日(日)に開催される桜マラソン大会ではマルシェを出店し、3月30日(日)には全45店が大集合する、きくち桜マルシェを開催する。3月30日(日)はボードゲームやステージイベントも行われ、菊池のお花見を存分に楽しむことができる。
本妙寺桜灯籠 地域住民と大学が協力し、2002年に始まった住民参加型の夜桜と灯りのまつり。参道には、手作りの和紙灯籠約3000個、桜の枝には、吊灯籠約800個がつるされ、胸突雁木の石灯籠約500基がライトアップされる。さらに、毎年デザインがかわるオブジェの灯りを加えた約8000個のロウソクに灯りがともされ、幻想的な世界が広がる。そして、本妙寺の本殿をはじめ参道の寺院で開催されるコンサートで奏でられるフルート、箏、琵琶、シンセサイザーなどのさまざまな音色が、夜桜とともに幽玄の世界をつくり出す。