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中の橋

歩行者と自転車専用の橋。藩政時代に個人が架けた橋で、渡る時に一文を徴収したので一文橋と呼ばれていた。

梅ノ橋

浅野川にかかる長さ63mの歩行者・自転車専用の木造の橋。明治43年(1910)に架けられたのが始まりで、現在の橋は昭和53年(1978)の再建。国登録有形文化財の浅野川大橋の東隣に架かるこの橋の周辺は、泉鏡花の著書『義血侠血』の舞台でもある地。浅野川大橋から梅ノ橋、天神橋へと至る川沿いの道は「鏡花のみち」と名付けられ、作品に登場する滝の白糸碑、ヒロイン滝の白糸をイメージした像なども立つ。夜はライトアップが美しい。

浅野川大橋

浅野川大橋は、大正11年(1922)に浅野川に架けられた西洋風のめがね橋。最初の橋は加賀藩祖・前田利家が架けたものだといい、現在は国道157号線上にあって、大正時代から昭和41年(1966)までは橋上に市電が走っていた。橋長は約55m、幅約17m。鉄筋コンクリート造の3径間連続アーチ橋で、唐草模様付きの格子高欄や復刻されたレリーフ、レトロ調の五灯式あんどん型照明など、昼も夜も雰囲気がある。平成12年(2000)、国登録有形文化財に登録された。

徳田秋聲記念館

泉鏡花、室生犀星とともに金沢三文豪と称される徳田秋聲の記念館。秋聲作品のヒロインを和紙人形で表現したシアターや秋聲の書斎を再現したコーナーがある。

お茶屋美術館

文政3年(1820)に建てられたお茶屋をそのまま残した建物で、金沢市指定文化財。1階には金・銀・珊瑚を施した髪飾りや加賀蒔絵、加賀象嵌などの道具類が数多く展示され、2階は客間になっており壁は紅殻や群青色に塗られた、優美で繊細なお茶屋特有の造り。江戸時代の町人文化の栄華を垣間見ることができる。

彦三緑地ツツジ資料館

加賀藩士遠田家が6代藩主・前田吉徳から拝領したツツジを中心に、72種類1400本のツツジが植えられている。土蔵を改装した資料館にはツツジの解説パネルを展示。

金沢市立安江金箔工芸館

金箔職人であった故安江孝明氏が、金箔職人の誇りとその証を後世に残したいと、北安江に金箔工芸館を建設し、美術品や道具類を展示したことが前身となっている。平成22年(2010)に箔のゆかりの地である東山に移転。館内は、金箔製造道具、工程見本の展示、また金屏風をはじめとする絵画や加賀蒔絵などの漆工、加賀象嵌に代表される金工、金糸を用いた染織、陶磁、七宝ガラス、彫刻、書などの所蔵品の中から年に数回、企画に沿った作品を展示。

花菖蒲園

卯辰山公園内にある花菖蒲園では、江戸系、肥後系、伊勢系など約100種、20万株の菖蒲が咲き誇る。見ごろは6月中旬~7月中旬。周辺には2900株のアジサイも楽しめる。

花木園

卯辰山の傾斜地を利用して造られた花壇。広さは8500平方mで、階段状に整備されている。ツツジ12種類約8000本、花木は800本余りが四季折々に咲き乱れる。

ひがし茶屋休憩館

江戸時代の町家を再生した建物で、箱階段や蔀戸など昔ながらの造りを見学できる。観光ボランティアガイドが常駐しており、1時間ほどの周辺ガイドも可(無料)。

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