
八重山諸島の玄関口となる石垣島で、まず行くべき絶景スポットが「川平湾」。1日に何度も色を変える “カビラブルー”の海を眺めてリフレッシュしたら、周辺のお店で川平グルメを楽しみましょう。島人にも人気のロコ感満載の島ランチとトロピカルドリンクをご紹介します。
石垣島観光でマストな絶景スポット・川平湾

石垣島を訪れたら、マストで行きたい絶景スポットが「川平湾(かびらわん)」。新石垣空港から車で約35分の島北西部にある景勝地で、真っ白な砂浜と七色に変化するといわれる“カビラブルー”の海が広がっています。2009年には世界的観光ガイドブックで最高ランクの三ツ星を獲得しており、まさに世界クラス。
穏やかに見える川平湾ですが、実は意外なほど潮の流れが速く危険なため遊泳は禁止されています。泳げなくても、目の前に広がるブルーのグラデーションを眺めながらサラサラのパウダーサンドの上を歩くだけでも十分に楽しめますよ。

湾内の景色を堪能するなら、川平湾に隣接した「川平公園」へ。公園はやや高台にあり、特に展望台からは湾内を広く眺められるため、撮影スポットとして大人気です。
グラスボートで海の生き物に会いに行こう!

川平湾に来たら絶対に外せないのがグラスボート。船底のガラス越しに、カラフルな魚たちやサンゴに出合えます。普段着のまま乗船できるので気軽に体験できますよ!今回ご紹介する「まりんはうすぐるくん」は、白地にオレンジのラインが入った船体のグラスボートです。

まずは公園内のショップで乗船券を購入しましょう。乗船料は大人1700円、子ども800円。チケット購入時に乗船時間を指定されます。

時間になったら浜におりましょう。日差しが強い日は、砂浜に日光が反射してかなりまぶしいためサングラスをもっていくのがベター。

桟橋はなく、グラスボートは砂浜に直接停泊しています。船の全面のハッチが開いたらいざ乗船!

航行中は船長が船底や窓の外に見える景色を解説してくれます。要所要所で船を停めて旋回させてくれるので、どの席に座っても同じように楽しめますよ!

映画でおなじみのクマノミに遭遇しました。

船はやがて湾を出て沖へ。

運が良ければウミガメが見られるかも!こちらの海でみられるのはアオウミガメとタイマイの2種類。


干潮の時間帯は川から流れてきた水が混ざり濁りやすいため、おすすめは満潮に向かっていく時間帯!外海から水が入ってきて、クリアな海底を楽しめますよ。
■まりんはうす ぐるくん
住所:沖縄県石垣市川平926-5
TEL:0980-88-2898
営業時間:9~17時(悪天候時欠航あり)
定休日:無休
料金:乗船大人1700円、小人(4~11歳)800円
「川平公園茶屋」で島料理ランチ

川平湾の周辺には複数の飲食店があり、島らしいランチを楽しめます。なかでも「川平公園茶屋」は、昔ながらの島の家庭料理が地元客にも人気の一軒。

石垣島の形をしたかまぼこが乗る「八重山そば」700円〜や、「ゴーヤちゃんぷる定食」900円、「沖縄風みそ汁定食」700円など、ボリュームたっぷりな料理が揃います。

お麩とたっぷりの野菜を使ったチャンプルーはあっさりとしたやさしい味付け。定食にはミニ八重山そばが付くのもうれしいポイントです。ちなみに写真のご飯の量は「半分で」とお願いしたサイズです。通常はかなりボリューミーですよ!
■川平公園茶屋(かびらこうえんちゃや)
住所:沖縄県石垣市川平934-37
TEL:0980-88-2210
営業時間:11~16時
定休日:木曜
「川平ファーム」のドリンクをテイクアウトして川平湾へ!

「川平ファーム」は市街から川平湾に向かう途中にある、フルーツ加工品の製造&直売所です。高台にある緑に囲まれた建物は、森の隠れ家の雰囲気です。

店頭では風味が濃厚なパッションフルーツやマンゴーのジュース各500円、サイダー、ミルキーウェイ各550円、店内手作りのクラフトアイス(パッション、マンゴー、ハーブ系など時期により変わる)550円を販売しています。またみやげにぴったりなジャムも見逃せません。

川平湾に行く前にテイクアウトのドリンクを購入し、川平湾の散策へ出かけるはいかがでしょうか。ドリンクカップには島の渡り鳥アカショウビンのイラストが入っていて、写真映えもバッチリ。
甘酸っぱい南国フルーツ味のドリンクは、島の風景を眺めながら飲むのにぴったり! さわやかなドリンクでリフレッシュして島の散策やドライブを楽しみましょう。
■ 川平ファーム(かびらふぁーむ)
住所:沖縄県石垣市川平1291-63
TEL:0980-88-2475
営業時間:10~18時
定休日:不定休