高島北渓井坑跡 開国後、石炭の需要が高まるなか、佐賀藩とトーマス・グラバー(グラバー商会)が日本で初めての西洋式竪坑として慶応4年(1868)から開削し、翌年着炭して本格的な採炭が始まった。その坑口が今も残る。
高島炭坑(北渓井坑跡) 長崎港沖の約15kmに浮かぶ高島にある炭坑跡。高島では、佐賀藩により19世紀初めから石炭の採炭が行われていたが、グラバー商会との合弁事業として高島炭坑開発の共同経営が開始。明治2年(1869)4月に、日本で初めて蒸気機関を導入した竪坑(北渓井坑)が開坑した。北渓井坑は明治9年(1876)まで稼働し、日本の近代炭鉱の先駆けとなった。高島では他にも炭坑が開発され、三菱に経営が移ったのち、昭和61年(1986)に閉山するまで、伊王島などとともに「炭鉱の島」として名を馳せた。北渓井坑跡は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一部。周囲にはグラバー別邸跡が残る。
伊王島海水浴場(コスタ・デル・ソル) 長さ340mの白砂が続く人工海岸。波静かで透明度も高く、家族連れにも人気だ。近くには休憩施設(7月上旬~8月下旬のみの営業、料金410円、9~18時)がある。温水シャワールーム、子供用プール、海上アスレチックなど完備。
西光寺のオオムラザクラ 長崎県で昭和46年(1971)2月5日に指定された天然記念物で、樹齢260年以上のオオムラザクラが植栽されている。サトザクラの変種で、花弁とがくが多く、花弁は100~200枚を数える。花の構造は奇抜な二段咲きで他に例を見ない希少な桜である。