おおがわら天然温泉いい湯 自然や動物とふれ合えるとんとんの丘内にある古民家風の建物。週替わりで男女が入れ替わる石造りと木造りの浴室があり、露天風呂や樽風呂なども備わる。食堂では地場産のブランド豚「もち豚」も味わえる。
堤梅団地 平安時代、歌人として知られる藤原実方が陸奥守として赴任した折、大河原の梅を和歌に詠んだことから後に「梅が枝荘[うめがえそう]」と呼ばれた大河原町。戦前の昭和初期に食料増産のため堤地区で梅の苗木を植林したのが始まりで、今も「梅の里」として知られている。堤梅団地には、現在約6万平方mの畑地に「白加賀」や「南高」など、3000本余りの梅が植えられており、収穫された梅は梅干や梅ジュースなどに加工されている。堤梅団地は私有地で、梅を生産する畑のため節度をもっての見学を。
武家屋敷 白石城の北、三の丸外堀を兼ねた沢端川の流れに沿い、城下町時代の面影を伝える武家屋敷が立つ。片倉家中旧小関家は260余年前の古建築であると伝えられ、屋敷内の見学ができる。正座敷などが保存されている。所要20分。
滝の湯 寛永13年(1636)に建てられた、鳴子温泉郷で最も古い温泉共同浴場。地元の人だけでなく、観光客にも人気が高い鳴子温泉のシンボルだ。浴室は板張りで昔ながらの雰囲気。湯船は2つで、打たせ湯もある。