奥武蔵自然歩道 子どもから高齢者まで、家族連れでゆっくり歩きながら、美しい自然をしみじみ味わうことができるコースだ。沿道にはスギ、ヒノキ林、高麗川の清流田園風景と史跡、展望の良い山々などがあり、変化に富んだコースになっている(約11km)。また、天覧山から国道へ出たところで、少し足を伸ばすと、おみやげショップ夢馬があるので、ぜひ、立ち寄りを。
名栗湖 ロックフィル式の有間ダムでせき止められた人造湖。昭和61年(1986)に完成。1周約5km。有間渓谷へと続き、観光釣場もある。新緑と紅葉の季節が美しい。湖畔の名栗カヌー工房には週末カヌー作りやカヌー体験に人が集い、レイクサイドテラス名栗湖のテラスからも美しい稜線が望める。
宮沢湖温泉 喜楽里 別邸 宮沢湖を見下ろす高台にあり、四季折々の景色や展望露天風呂などを楽しめる飯能市宮沢湖畔の日帰り温泉施設。利用は小学生以上で、ゆっくり寛げる大人向けの空間が好評。内湯には人工高濃度炭酸泉の湯船やサウナ、露天風呂には寝ころび湯を設置。心地よい発汗で好評の温熱房・岩盤浴も備える。リクライニングチェア&コミックコーナー、ボディケアなどのリラクゼーション施設も充実し、食事処「天風[てんぷう]」では人気のカレーうどんやバランスとボリュームの「かご盛り膳」など豊富なメニューを、宮沢湖の景色とともに楽しめる。
大慈寺 延徳2年(1490)開創、明応2年(1493)廣見寺2世東雄朔方により再興、開山となる。本尊は聖観世音菩薩。延命地蔵、仁王像が迎える。本堂内の厨子は美術工芸品として評価が高く、堂内安置の子安観音像は、安産と子育てに霊験あらたか。また、体の痛い部分を撫でると身代わりになってくれると伝わる「おびんずる様」で知られる。アニメ映画の舞台地でもある。
奥武蔵自然歩道 毛呂山町の鎌北湖を起点に、北向地蔵~物見山~日高市の高指山~日和田山~巾着田~高麗峠~飯能市の天覧山を結ぶ全長約11km、約6時間の健脚家向けのハイキングコース。ゆっくり歩きながら四季折々の自然を味わえるように整備されたもので、スギやヒノキの林を抜け、武蔵野の面影を残す雑木林や高麗川の清流、のどかな田園風景を楽しみ、古刹古社などを訪ねて歩く。標高375mの物見山からの見晴らしは格別だ。
時の鐘 一番街通りから鐘つき通りに入ったところに立つ、木造の鐘楼。川越城主・酒井忠勝が、寛永年間(1624~44)に建てたと伝えられている。承応2年(1653)、松平信綱の命で改築。高さ16.2m、檜造りの現在の櫓は、明治26年(1893)の大火後に再建されたものだ。電動式で、毎日6時・12時・15時・18時の4回、時を告げている。