焼きたてのパンサンタ 早朝から宵まで、順次、約100種の焼きたてパンを店内に並べる地元で人気のパン店。アイディアマンである店主は北山村産のじゃばらを使ったじゃばらタルト1260円や、マグロを形どったチョコクリーム入りのまぐろちゃんパン500円など、熊野の特産物とコラボさせたユニークなパンを数々誕生させた。
丸正酢醸造元 那智黒米寿(720ミリリットル3780円)は、低農薬栽培したもち玄米と那智の伏流水を用いて500日以上かけて手作りする古式醸造酢。モンドセレクション最高金賞を受賞し、自然健康食品として人気。
勝浦海産物センター 海の幸が豊富な、勝浦を代表する海産物の専門店。朝9時から、地元の魚で作った一夜干しや干物がズラリと並ぶ。店内は生鮮魚・海産物・マグロ・クジラなどのコーナーに分かれ、マグロを甘辛く煮込んだマグロ角煮972円、マグロの切売り1kg5250円、ミンククジラの刺身100g1260円、うるめ丸干756円など多彩だ。紀伊勝浦駅前のため、土産を求める観光客でいつも賑う。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。