五郎兵衛館 猿ケ京温泉へ至る手前の湯宿温泉近くにある大滝屋旅館直営の郷土料理店。約180年前、江戸後期の養蚕農家を移築し、そのまま使ったという店舗は豪壮な建築で、店内には囲炉裏もあって懐かしい。名物五郎兵衛うどん800円は、幅広の麺と椎茸、鴨肉などを味噌で煮込んだうどんで、五郎兵衛うどんと味噌おでん、雑穀飯(あわ飯またはひえ飯)、刺身コンニャクなどがセットになった五郎兵衛定食1200円がおすすめ。うどん、定食類とメニューは豊富で、ねじっ子や味そ焼きなどの奥利根の味が楽しめる。
らーめん武尊 地元の常連客をはじめ、観光客にもリピーターが多い。麺もスープも自家製で夕方には売り切れてしまう日もある。ニラ炒めや豚バラが入ったスタミナラーメン950円が好評。スープは醤油と、特製ブレンド味噌ベースの2種類。
竹屋 片品村役場近くにある釜めしが自慢の食事処。米は新潟のコシヒカリを使い、片品村特産のマイタケなどを炊き込んだ釜飯は、マイタケほか、五目、タケノコ、鶏など8種類、各1100円。注文を受けてから炊くので、できるまで20分ほどかかるが待つ価値は充分ある。天ぷら定食やうな重なども好評。
安兵衛 ラーメンや定食などもある一般食堂だが、4代目の若主人が始めたのは完全予約制のフレンチレストラン。店の奥に専用の洋間もある。料理は本格的フレンチのコース料理のみで3600円~。話のネタにもなる店だ。