江戸時代から加賀藩の名物として知られ、俳人松尾芭蕉も食べたという小松うどん。霊峰白山からの伏流水で作られた麺は、ツルツルとしたのど越しのよさに定評がある。そのおいしさを堪能できる店がめん塾。小松市内の老舗うどんメーカー「中石食品工業」の製麺工場に隣接し、できたてのうどんが味わえる。おすすめは地物野菜を用いた野菜天ぷらうどん950円(温900円)。少し甘めのつゆと揚げたて天ぷらの相性は抜群。温・冷があるが、麺本来の味わいは冷のほうがよく分かる。特製めんつゆ付きの干しうどんの小松うどん今昔など、土産商品も揃えている。