轟秋祭り 海部川支流の王余魚谷川[かれいたにがわ]にかかる轟本滝近くに鎮座する轟神社の例大祭。轟神社は天正19年(1591)創建と伝わり、轟本滝をご神体とする水の神様を祀る。轟神社でお祓いを受けた後、「暴れ神輿」ともいわれる神輿が出発。前日から2時間毎に滝で禊ぎをした白装束の担ぎ手によって、神輿が急傾斜の140段の石段を駆け下り、轟本滝そのものを神社とする轟本滝神社へ。轟九十九滝の一つである落差58mの幽玄な轟本滝の滝壺に、担ぎ手と神輿が入り込んで健康・安全・平和を祈願する滝渡御は、実に勇壮で壮観だ。
宍喰祇園祭り奉納花火 「宍喰の祇園さん」と呼ばれ親しまれる徳島県海陽町宍喰地区の八坂神社。毎年7月16・17日に行われる、1000年以上の歴史をもつ伝統行事が「宍喰祇園祭り」だ。初日の宵宮には夜店や竹あかり、奉納花火などが催行。宍喰川の河原など数カ所から打ち上げられる花火は、約400発と少ないが夏の風情が感じられて人気。2日目の本祭には、祇園祭例大祭式が行われ、稚児による獅子舞などの能楽舞や餅投げのほか、大山鉾・小山鉾と呼ぶ巨大な山鉾(だんじり)と、中世の軍船を模した関船が町を練り歩く。 画像提供:海陽町観光協会