アサヒグループ大山崎山荘美術館 関西の実業家・加賀正太郎が、大正から昭和初期にかけて建てた英国風山荘を修復し、安藤忠雄氏設計の地中館を加えて平成8年(1996)開館。さらに平成24年(2012)山手館を増設。朝日麦酒株式会社初代社長山本爲三郎が蒐集した、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチ等の民藝運動の担い手たちの作品がコレクションの中核。モネの『睡蓮』連作をはじめとする西洋美術も所蔵する。約5500坪の庭園は四季折々に美しく、天王山の南麗に建つ山荘のテラスからは、桂川・宇治川・木津川が合流して淀川となる三川合流地点のパノラマを眺望できる。
愛宕神社 全国にある愛宕神社の総本宮といわれ、元愛宕と呼ばれ親しまれている。鎌倉時代に建立されたという本殿は国指定重要文化財。祭神は火の神・火産霊命[ほむすびのみこと]と伊邪那美命、大国主命で、4月24日に斎行される鎮火祭が有名。
観音寺 のどかな里山の景観に溶け込んで佇む。天武天皇の勅願で義淵[ぎえん]僧正が開基、聖武天皇の願いで良弁僧正が伽藍を増築したという。本尊の十一面観音立像(国宝)は天平16年(744)に安置。天平時代後期に盛んに作られた木心乾漆像で、華やかな天平の息吹を今に伝える。奈良・興福寺の別院でもあったため藤原氏の庇護を受けて隆盛したが、中世に焼失。現在は本堂(大御堂)だけがひっそりと立つ。