東光寺 湯の谷川のほとりにある天台宗の寺。本尊の薬師如来坐像は3mもあり、長い年月をかけて湯の花が積もり、石化してできたもの。昔、その左胸から温泉が吹きだしたことから湯ノ胸薬師と親しまれるようになり、転じて湯の峰とよばれるようになった。
鈴屋 大正末期創業の老舗菓子店。田辺市や周辺地域にちなむオリジナル菓子が豊富に揃う。梅たるとは南高梅の梅餡をカステラで巻いた和風のロールケーキ。他に1番人気のデラックスケーキ3入756円、地元銘菓弁慶の釜・柚もなかも揃う。
川湯温泉公衆浴場 河原に温泉が湧き出た川湯温泉にある公衆浴場。素朴な浴場に小振りの浴槽が備わり、高温のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉が注がれている。じっくり浸かれば神経痛・筋肉痛・関節痛などに効果があり、銭湯感覚で利用されている。
無量寺 虎関[こかん]師錬開山の臨済宗東福寺派の寺。天明6年(1786)、津波で大破していた寺を愚海[ぐかい]和尚が再建した際、友人の画家・円山応挙が再建祝いとして方丈の障壁画を描き、その作品を弟子の長沢芦雪が寺に届けた。芦雪もまた、この寺に滞在している間、多くの襖絵などを描き残したため、無量寺は「芦雪寺」とよばれている。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。