東光寺 元禄4年(1691)、3代藩主・毛利吉就が創建した黄檗宗の寺。毛利家菩提寺のひとつで大照院に偶数代の藩主が葬られているのに対し、ここには3~11代までの奇数代藩主とその夫人が葬られている。墓前には藩士が寄進した500余基の石灯籠が老杉・檜に囲まれて立つ。境内には中国風建物が並び、元禄6年(1693)ころ建築と伝わるベンガラ塗の総門や純唐様の三門、4代藩主・吉広が寄進した梵鐘がかかる鐘楼、本殿である大雄宝殿など重要文化財指定の建物が多数。伽藍配置は中国の明時代末期~清時代の様式で、龍の形を表したものと伝えられている。
松陰神社 明治40年(1907)に創建された、吉田松陰を祀る神社。松陰の実家・杉家に土蔵造りの小祠が建てられたのが始まりで、現在の社殿は昭和30年(1955)に竣功した。学問の神として親しまれており、本殿の北隣には門下生らを祀る末社の松門神社がある。境内には、松陰が主宰し、幕末維新に活躍した志士を数多く輩出した松下村塾や、吉田松陰幽囚ノ旧宅(杉家旧宅)などの史跡が点在。吉田松陰歴史館と宝物殿至誠館では、松陰の生涯や遺志を現代に伝えている。松下村塾と吉田松陰幽囚ノ旧宅は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として登録されている。
明神池 笠山からの溶岩流出と潮流作用により、海が埋め残されてできた明神池。外海の水が岩の隙間を出入りするので潮の干潮があり、国の天然記念物に指定されている海跡湖。大池、中ノ池、奥ノ池の3つに分かれ、マダイやクサフグ、エイなど約20種の海水魚が生息している。
十六羅漢 青海島観光汽船一周コースの見どころのひとつ。海上に屹立する大小の岩が16人の羅漢のように見える、青海島屈指のビューポイント。花津浦・紫津浦コースは約50分、気象や海象の状況により航行途中からコース変更を行うことがある。