大室山山焼き大会 国指定天然記念物の大室山は、山頂に周囲約1km、深さ約40mの火口を持つ標高580mの山。全山がカヤに覆われており、山焼きは茅葺き屋根などに使われる良いカヤを収穫するため、雑草や害虫駆除を目的に約700年前から続くもの。現在は観光行事として開催。午前中に山頂から火口内側を焼く「お鉢焼き」が、正午に山麓から点火する「全山焼き」が行われ、約40分で全山に火が回る。全山焼きの見学は「さくらの里」がおすすめ。一般者も人数限定先着順、有料で点火に参加できるが、カヤの湿り具合により延期になるので、詳細は公式サイト要確認。
初日の出(大室山) 特別営業 山頂は木が全くない草山なので、大島や伊豆七島がよく見渡せる。標高580mの山頂までは、ペアリフトで6分ほど。1月1日5時40分から7時まで運行(荒天時運休)。山頂には深さ70m、周囲約1kmの噴火口跡があり、周りは遊歩道になっている(初日の出営業のみ、安全確保のため通行規制あり)。 画像提供:大室山登山リフト
お稚児さん巡行・稚児健康祈願祭・鎮花祭 3月下旬~4月上旬、境内の約15種200本の桜が次々と満開を迎え、お花見を兼ねた参拝者で賑わいをみせる。桜の時期に行われる祭典のうち、毎年4月3日に行なわれる稚児健康祈願祭では、お稚児さんの市内巡行や、舞殿での稚児舞奉奏がある。また、9日の鎮花祭は、花を散らす風を介して到来するという、災いや厄疫を払うため行われる。