通称「山王さん」と呼ばれる能代の日吉神社の行事。「嫁見まつり」は、毎年、旧暦4月の2番目の申の日の前日に行われるもので、始まりは昭和40年代から。この一年以内に結婚した初嫁が、良縁の感謝と末永い幸福を祈願するために、花嫁衣装を着て神社に参列するようになったといい、近年には幸せな結婚を願う未婚女性も参加。華やかな花嫁衣裳に身を包んだ花嫁たちが手を引かれながら参道を進む様子が微笑ましい。境内には露店が出店、「お杉音頭」の奉納やキッズ着物行列、呈茶などもある。参加の詳細については能代観光協会のHPで。