若宮神社

春日大社南門前の100mほど南、石燈籠が密集する御間道[おあいみち]の奥に社殿が佇む。師走に春日若宮おん祭[まつり]が行われることで知られる、春日大社の摂社。本社の祭神天児屋根命の御子神、天押雲根[あめのおしくもね]命を祭ることから若宮と呼ばれる。本殿は本社と同じ大きさの一間社春日造で、江戸時代の建築。神楽殿[かぐらでん](重要文化財)は桃山時代の再建だが、平安朝寝殿造の形式を伝えている。

春日大社南門前の100mほど南、石燈籠が密集する御間道[おあいみち]の奥に社殿が佇む。師走に春日若宮おん祭[まつり]が行われることで知られる、春日大社の摂社。本社の祭神天児屋根命の御子神、天押雲根[あめのおしくもね]命を祭ることから若宮と呼ばれる。本殿は本社と同じ大きさの一間社春日造で、江戸時代の建築。神楽殿[かぐらでん](重要文化財)は桃山時代の再建だが、平安朝寝殿造の形式を伝えている。

志貴皇子[しきのみこ]の山荘跡を寺にしたと伝えられ、鎌倉時代に叡尊[えいそん]が再興した。宝蔵には閻魔王坐像(重要文化財)がどっしりと鎮座。眼光鋭く、口をカッと開いて迫力満点。眷属の司命[しみょう]・司録[しろく]像(重要文化財)とともに鎌倉時代の康円一派の作だ。境内からの眺望もよく、参道の石段は秋、萩に覆われる。3月下旬ころには五色椿が花を開く。

奈良時代、吉城川沿いの春日野に造られた氷池や氷室(氷の貯蔵庫)の守り神を祭ったのが始まりといわれ、のちに現在地に移された。製氷・販売業者の信仰が篤く、毎年5月1日には献氷祭を開催。

墨作り一筋に440年余という老舗で、建物は登録有形文化財に登録されている。用途別にさまざまな墨を製造しており、紅花から抽出した紅を混ぜたべにばな5500円~。かな用の金さくら6600円~。毎年10月中旬から4月下旬までの製墨期間中は、にぎり墨体験4400円~(見学つき、要予約)。

當麻曼荼羅で知られる中将姫ゆかりの尼寺。中将姫の父、藤原豊成の邸跡に立ち、中将姫が生まれた所と伝わる。境内には産湯の井戸がある。見学は要事前問合せ。

元慶2年(880)の開基といわれる梶原氏の菩提寺。運がよければ、ぬぼこの会代表の中川住職に話を聞ける。本堂裏の大胆な石組みの築山式庭園や境内の司馬遼太郎の小説『菜の花の沖』の記念碑はぜひ見ておきたいポイント。県指定の重要文化財の寺宝がある。

宝亀年間(770~781)に創建の寺。七福神の中で唯一の日本の神様・恵美酒太神を祭る。右手に釣竿、左手に鯛を抱え、鯛はめでたいのタイと芽出るという意味があり、無病息災、家業繁栄などのめでたいことを授けてくれる。

兵庫県北西部、山陰の名湯・湯村温泉の共同浴場。湯村温泉は、約1150年前に慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯。岸田川の支流、春来川のほとりに湧き出す元湯は「荒湯」と呼ばれ、98℃の高温泉が毎分470リットルも湧出している。この湯量豊富な温泉を、銭湯並みの料金で楽しむことができるのが薬師湯。飲泉もできる温泉の泉質は無色透明の重曹泉。肌の乳化作用があり、古い角質、毛穴の汚れを取ってくれる。和風の建物は、瓦屋根に望楼を備えた趣のある造り。浴場は、露天風呂付きの内湯と介助風呂がある。

天平17年(745)に創建され、天明年間(1781~89)に密蔵[みつぞう]・密英[みつえい]の二上人により再建された古刹。江戸中期の絵師円山応挙[まるやまおうきょ]とその弟子たちの手になる襖絵を多数所蔵し、別名応挙寺ともよばれている。有名な『老松孔雀図』をはじめ、一門の障壁画165面すべてと仏像3体が国の重要文化財になっている。円山応挙「孔雀の間」「芭蕉の間」「山水の間」三部屋の襖絵は「再製画」のため、座敷の中まで入ってすぐ近くで襖絵を拝観できる。

応永年間(1394~1428)に京都大徳寺の末寺として創建されたと伝えられる臨済宗の禅寺。山門左手に湧くのは、城崎温泉を開いた道智上人が千日曼荼羅行の末に見つけたという独鈷水[どっこすい]。黒砂に白砂で「心」の文字を描いた枯山水の清閑庭[せいかんてい]も拝観したい。