松本峠

熊野古道「伊勢路」最後の山越えの道にある松本峠。熊野灘の眺めを楽しめるルートで、江戸時代の敷石が並ぶ登り口から苔むした石段の道を上れば松本峠まで約20分。峠ではお地蔵様が出迎えしてくれる。

熊野古道「伊勢路」最後の山越えの道にある松本峠。熊野灘の眺めを楽しめるルートで、江戸時代の敷石が並ぶ登り口から苔むした石段の道を上れば松本峠まで約20分。峠ではお地蔵様が出迎えしてくれる。

熊野市と尾鷲に挟まれた海岸線にそそり立つ、高さ70m、周囲600mもの花崗班岩の岸壁。柱状節理の岩壁が楯を並べたような形からその名が付き、神武天皇上陸の伝説も残っている。片道40分の遊歩道も完備されているが、二木島港から運行されている海上遊覧サービス(要予約。詳細は熊野市観光協会へ)に乗り、海側から見物する方が迫力がある。周辺は磯釣りの名所として有名。

熊野市木本町から熊野川の河口まで20数km続く、日本一長い砂礫海岸。海岸線沿いの防風林の松林は、かつて新宮城主・水野重仲が遠州(現静岡県)浜松から移植したものという。「御浜小石」と呼ばれる砂礫は、山間部から長い時間をかけて熊野川を下り、熊野灘の荒波で磨かれた丸石。色とりどりで艶がある。春にはアカウミガメが上陸し、丸石をかき分けて産卵する。

濃紺の海に突き出た断崖で、名前のように鬼が住んでいそうな雰囲気を漂わせる鬼ケ城(名勝・天然記念物)。これは岩盤が地震によって隆起し、その後波や風に侵食され、大小無数の洞窟や穴が造られたもの。数十mの絶壁の猿戻り、犬戻り、無数のくぼみがある蜂ノ巣、鬼の見張り場など、約1kmの遊歩道には天然の岩の彫刻芸術がいくつもある。遊歩道入口にある海蝕洞窟の千畳敷は見ごたえがある。

浴室、休憩室、温泉スタンドを備える「古里温泉」。ナトリウム-炭酸水素塩泉の温泉が湧出し、美肌の湯として女性に人気があり、リピーターも多い。

熊野古道馬越峠散策に便利。干物や塩製品など地場産品が揃う。魚のすり身(オキギス)に野菜をたっぷり練りこんだ、魚ツミレかつ定食やサンマたつた丼、持ち帰りできる「サンマドッグ」が人気。

東紀州の薬草を盛り込んだ人気弁当。紀北調理師会への予約は2個以上で配達もしてもらえる。

毎月第2土曜、長島港の魚市場内で開催(場所については変更の可能性あり)。近隣の商店や生産者など約10店が出店し、東紀州の特産物が並ぶ。港市には魚介類・農作物・菓子・珍味・雑貨などが売られているが、人気の的はやはり鮮魚。水揚げされたばかりの魚が、地元価格の2~3割引きで売られている。また、毎年年末には約10日間連続で年末きいながしま港市が開催される。

昭和21年(1946)創業。こうじをぜいたくに使い、手間隙かけた製法で味噌や甘酒などを製造販売している。味噌は1kg630円~。また、手作り味噌セット3780円にも注目。5~6kgの味噌完成まで1年ほどかかるが、自家製はひと味違うはず。

伊勢神宮と熊野三山を結ぶ熊野古道伊勢路の大紀町~紀北町のツヅラト峠までの道が風情がある。ツヅラトの名は「九十九折れ」に由来し、山道はまさにヘビのように曲がりくねっている。しかし、草や木の根に足をとられるほどでもなく、山道初心者にも歩きやすい。昭和のはじめごろまでは、生活道路だったという。