赤沢宿

身延山久遠寺と七面山を結ぶ参道にある旧宿場。山肌にへばりつくような急勾配の石畳の道に沿って、講札をかかげたかつての宿や水場などが並び、昔の面影を伝える。平成5年(1993)に国から重要伝統的建物群保存地区に選定された。

身延山久遠寺と七面山を結ぶ参道にある旧宿場。山肌にへばりつくような急勾配の石畳の道に沿って、講札をかかげたかつての宿や水場などが並び、昔の面影を伝える。平成5年(1993)に国から重要伝統的建物群保存地区に選定された。

早川町を南北に走る南アルプス街道沿いにある渓谷。北端には西山温泉や奈良田温泉があり、ドライブルートとして人気がある。秋にはカエデ、ケヤキ、ナラ、ウルシの鮮やかな紅葉が山肌を染め、川面を彩る。

一日遊べるくつろぎ空間をコンセプトに子どもからお年寄りまで、ゆっくりできる温浴施設。風呂は6種類、プラスサウナ。食事は、地元山梨県産の肉や産地直送の海鮮丼やスイーツ。8000冊以上の本も読み放題。

福士川の源流近く、深い山懐にたたずむ町営の温泉施設。男女別に大浴場、露天風呂を備える。周囲を豊かな木々に囲まれた広い露天風呂にゆったり浸かりながら森林浴も楽しめる。予約すれば宿泊も可(週末限定)。

竹の子と南部茶の産地・南部町にある駅。物産館では竹の子の水煮を販売(※不作の年は早めに完売)。食堂では期間限定の竹の子や山菜おこわ、そば処「いずみ」の手打ちそばが人気。

静岡県と山梨県の交通の要衝に位置する道の駅。南部町は古くから緑茶の産地として知られていることから、施設内では南部茶を使ったさまざまな品に出会うことができる。農産物販売所では新鮮な野菜や果物などのほか、南部茶を生地に練り込んだバウムクーヘンや茶葉のふりかけなどを販売。食事処でも茶そばからパフェまで南部茶を主役にしたメニューが豊富に揃う。また地元のブランド肉・甲州牛のすき焼きや富士桜ポークのカツカレーなどご当地グルメも提供し、南部町の食を楽しめる。

北海道産小豆と上白糖を丁寧に炊き上げた自家製餡を、薄皮で包んだ身延まんじゅうが名物。おやつに食べるなら2個セット180円もある。8個720円~。身延羊羹750円、抹茶羊羹800円も人気。

寛永3年(1626)創業、江戸時代から続く和菓子の老舗。平成30年(2018)3月に「寿(ことほぎ)を延ばす御菓子」という理念のもと全面リニューアル、店名も「祈寿菓子司 甘養亭河喜」とし、十四代当主 池上宗一が作りだし、地元の人々や参拝客に長年愛されてきた「みのぶまんじゅう」は、食べることによって寿が多くなるように、という祈りを込め「身延萬寿(みのぶまんじゅ)」に進化させた。

「身延湯葉」は、日蓮聖人の体を気遣い弟子が作った事が起源。武州屋の生ゆばは、鎌倉時代から変わらぬ製法で、こだわりの大豆と水だけで作った無添加の生ゆば。豆乳を湯煎にかけ、皮膜を作り引き上げた「清水[せいすい]」を始め、生ゆばは全部で4種類。職人が時間をかけて丁寧に、何十にも重ねて作った「重枚[じゅうまい]ゆば」は1日20個限定。ふくよかな大豆の甘みと濃厚な味わいに驚く。店長曰く、「武州屋史上、最高の出来」とのこと。国産・無農薬の干し椎茸を始め、こだわりの乾物も取り扱ってる。

関東一の高低差(763m)を誇るロープウェイでパワースポット身延山山頂へ7分間の空中散歩。2基のパノラマビューゴンドラには、それぞれ1号「知恩号」は魔除けを意味する朱色、2号「報恩号」は神秘を意味する藍色が施され、和のテイストで大きなパノラマガラスから眼前いっぱいに広がる絶景を楽しめる。山頂からは世界遺産富士山をはじめ、駿河湾、南アルプス、八ケ岳連峰など絶景の大パノラマを満喫できる。