梨ケ原のフジザクラ

国道138号沿いの山中湖附近に、自然に咲く桜。フジザクラは正式名称をマメザクラと言う。小ぶりな花は下を向いて咲き、その乙女がうつむいているような姿はとても可憐。山梨県の県の花に指定されている。

国道138号沿いの山中湖附近に、自然に咲く桜。フジザクラは正式名称をマメザクラと言う。小ぶりな花は下を向いて咲き、その乙女がうつむいているような姿はとても可憐。山梨県の県の花に指定されている。

富士五湖の最も東にある湖で、面積は五湖中最大。周囲を低い山に囲まれており、湖に映り込む朝日、夕日が美しい。木立の中には別荘地やペンション、湖畔には宿やさまざまな店、観光施設が立ち並んでいる。特に南岸の「文学の森公園」と呼ばれる静かな森と文学館、図書館などがあるエリアは人が多く訪れる。年間を通じて白鳥がいる「白鳥の湖」であり、ダイヤモンド富士などカメラマンに愛される絶景スポットが多い。

山梨県の北の玄関口、雁坂トンネルの入口に位置し、又西沢渓谷の入口でもあり、駅周辺が森林セラピー基地、ロードに認定されている。春の新緑(シャクナゲ)、秋の紅葉は一見の価値あり。道の駅には休憩室や軽食コーナー、特産品の展示販売所があり、権三郎味噌1kg700円、ヤマ・ソービニオンを使った赤ワイン雁坂の夢マゼンダ2140円、農産物コーナーでは山菜、野菜、果物(もも、ぶどう)など旬の味覚が並ぶ。

渓谷沿いを歩く遊歩道。大小さまざまな滝を見ることができる。春のシャクナゲ、新緑、秋の紅葉は特に見事。一周約3時間30分。

向かい側の山並みが見渡せる絶好の休憩ポイント。5月頃にはシャクナゲの大群生が見られることも。秋の紅葉も素晴らしい。

緑豊かな樹林の中、花崗岩の川床を清流が激しく滑り落ちる渓谷で、次々と目の前に迫る滝の眺めは壮観だ。渓流沿いの渓谷道は西沢渓谷入口バス停から30分ほど歩き、二俣の吊り橋から川の左岸を遡る。三重の滝、竜神の滝、母胎淵、カエル岩などさまざまな滝や奇観を見て、クライマックスは7つの滝壺と5つの滝からなるみごとな七ツ釜五段の滝に至る。ここから道は対岸に移り、帰路コースへ。渓谷から少し離れるものの、かつての森林軌道跡などを見ながらバス停に戻る。1周約9.5km、1周3時間30分~4時間。新緑、紅葉の時期はもちろん、シャクナゲの群落が花をつける5月中旬は美しい。冬期は通行止めとなる。

渓谷探勝ハイキングで人気の西沢渓谷。その渓谷に流れ込む沢の1つで、最も深い沢がこの大久保沢。大久保の滝から沢沿いに、昭和8年(1933)から昭和43年(1968)にかけて木材搬出で活躍した三塩[さんえん]軌道の線路が残り、この森林軌道跡を西沢渓谷歩道の迂回路として利用している。大久保沢には吊り橋が架かり、風が抜けて気持ちいい。

美しい宝石露天風呂に浸かれば、昼は富士山と甲府盆地の大パノラマ、夜は新日本三大夜景が楽しめる日帰り湯。季節ごとのフルーツ風呂も楽しみだ。

山梨市営の日帰り温泉で、木を使った純和風の建物が緑の多い周辺の雰囲気にマッチしている。赤御影石の内風呂と庭園風の露天風呂も趣きがある。

笛吹川フルーツ公園の中を通り抜け、フルーツパーク富士屋ホテルの脇を過ぎ、2~3kmほど登りつめた高台に立つ。富士山を真正面に望む「こっちの湯」と、より広い造りの「あっちの湯」があり、それぞれに洗い場と浴槽を備えた内湯も完備(いずれも男女別)。甲府盆地を眼下に、富士山を眼前に見据えるワイドな眺めが人気で、日の出と夜景、満天の星空もすばらしい。