那須平成の森

那須御用邸用地を整備した国立公園。5.6平方kmの広大な森はフィールドセンターを中心に、自由に散策できる「ふれあいの森」と予約制の「学びの森」に分かれる。スタッフが案内する自然体験プログラムも開催中。

那須御用邸用地を整備した国立公園。5.6平方kmの広大な森はフィールドセンターを中心に、自由に散策できる「ふれあいの森」と予約制の「学びの森」に分かれる。スタッフが案内する自然体験プログラムも開催中。

温泉街を流れる湯川を挟んで立つ、木造の共同浴場。栃木県最古の湯であり、白鹿伝説で知られる名湯は、ひなびた湯治場の雰囲気を残しており、歴史を感じさせる。趣のある浴場は男女別で、男性用が湯温41~48度の湯温の異なる6つの浴槽があり、女性用は41~46度の5つの浴槽がある。入浴前にひしゃくで頭から湯をかぶる「かぶり湯」をすると、湯あたりが妨げる。湯は硫黄の成分が強く、石けんやシャンプーが使えないことも覚えておきたい。

鹿の湯源泉、にごり湯の日帰り入浴施設。鹿の湯の名湯が注がれ、男性の露天風呂は木の造り、女性の露天風呂は陶器の造りとなっている。

黒光りした大黒柱、関東特有の二重梁[ニジュウバリ]。200年前の豪農の館を移築した店内に全国の焼物、木工品、染織物、荒物、玩具、那須の土産がところ狭しと並ぶ民芸店。中二階の喫茶コーナーでは甘酒、すいとん、おやき、みそおでん、かぼちゃぜんざいなど味わえる。那須高原でホットした懐かしいひとときを。

全長130m、高さ38mを誇る吊り橋。八幡ツツジ群落地を結ぶ遊歩道の途中に架かり、橋上からは那須連山の壮大な景色が楽しめる。

茶臼岳の中腹にある那須高原展望台が、平成22年(2010)6月に全国100番目の「恋人の聖地」に。展望台からは眼下に関東平野を一望でき、夜景は街明かりが踊っているピエロの形に見えるとか。夢のようなロマンチック空間で愛の告白をすれば、成功は約束されたも同然かも。

那須で温泉が発見された、奈良時代の創建。源平の合戦の折、那須与一が屋島で扇の的を射る際に命中を祈願したという伝えが残り、ここを訪れた松尾芭蕉が残した句碑もある。

那須湯本から大丸・ロープウェイ山麓駅を経て、峠の茶屋へ至る全長約15.5kmにわたる周遊ルート。上りルートの大半では茶臼岳を中心とする那須連山を望むことができる。沿道・周辺には100番目の恋人の聖地として認定された那須高原展望台、奥那須の秘湯大丸温泉や北温泉などがある。新緑の季節・紅葉の季節は色づく木々の中を走り抜けるドライブが楽しめ、春の八幡つつじ園地を埋め尽くすピンクのヤマツツジ、秋の峠の茶屋から望む朝日岳・鬼面山の山肌の紅葉や北温泉近くの駒止の滝の紅葉は特に美しい。

悪行を尽くしていた九尾の狐が、遣唐使の船で日本に渡ってきた。後に、玉藻の前として鳥羽院のそばに仕え、殺そうとする。九尾の狐であることが見破られ、逃げた先の那須野が原の地で、討伐されて巨大な毒石に姿を変えた。猛毒を放ち近づく村人や獣などの命を奪い続けたため、伝え聞いた源翁和尚が、大乗経をあげた。やがて、石は3つに割れて飛び散り、1つが残った。人々は、この石を「殺生石」と名付けた。今も硫化水素ガスが漂っている。

新那須温泉の中で大型ホテルとして知られるここは、温泉を利用した遊び場として出色の存在だ。水着着用・男女共浴部分が大半を占める「アクアヴィーナス」は、1周50mの流れる温泉や各種機能浴槽など22種類のアトラクションスパが勢揃い。本館の風呂は、男女別の大浴場の外に豪快な岩造りの露天風呂。機能浴や3種類の異なった泉質が楽しめる。季節営業のため営業日は要問合せ、公式サイト要確認。