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約2000本の桜が舞鶴山に咲き乱れる頃、建勲神社に祀られている織田信長公が蘇り、人間将棋が始まる。人間将棋は、昭和31年（1956）から行なわれている伝統行事で、甲冑に身を包んだ武者たちを将棋の駒に見立てて繰り広げられる対局は、天童の春を彩る時代絵巻といえる。人間将棋では、プロ棋士や女流棋士による対局が楽しめる。 画像提供：天童市

福島市のシンボルにもなっている信夫山は、春はお花見の名所として知られ、大勢の人でにぎわう。信夫山全体で約2000本、信夫山公園内で約200本ある桜は4月上旬が一番の見ごろ。山頂からは福島市内を一望できる。

念佛踊りは、400年の歴史をもつ郷土伝統芸能。大名行列の要素と歌舞伎的要素、そして念佛踊りの三要素からなる珍しい踊り。樹齢1200年の久保桜の下、丸くなって踊る「輪踊り」の形で披露される。

旧暦の雛祭りはレトロな街並みをゆっくり散策できるイベント。主会場の鉈屋町界隈は、江戸時代から明治時代に形成された盛岡町家を残す市内でも数少ない通りとなっており、会期中は盛岡町家の特別公開等も予定しており、雛人形巡りや桜巡りとともに伝統的な町家の町並みを楽しむことができる。

秋田の春一番の祭り。領布される大小のダルマは古くから火伏せダルマとして有名で、祭典時に雨気あればその年の火難を除くとされ、宵祭りには露店も出て、また土地柄から商売繁盛や学業成就・良縁を願い両日で1万人を超す人々で賑わう。

12時～護摩殿前を出て本殿に向かう練供養、13時～本殿にて大般若経をあげる大般若転読大法要（信者各位の諸願成就を祈念する「大般若転読」の大法要）が執り行われる。

五穀豊穣、商売繁盛、国家安泰などを祈願して祭典を斎行。お華が厳かに奉納されるほか、お祭りステージでは、地域住民によるさまざまな芸能が催される。またナイアガラの仕掛け花火等があり、境内は賑わいを見せる。

本尊・金剛蔵王権現に桜の開花を報告するとともに人々の罪過を懺悔する儀式。十万石の格式をもつ奴行列が練り歩く。3月28日（金）～5月6日（火・祝）まで、秘仏ご本尊金剛蔵王権現特別ご開帳が行われる。

神輿がまるで走るように進むところから名が付いたといわれ、「お走りさん」と親しまれている。ハットー、ヨゴサルカの掛け声とともに町内を巡り、養父神社から150kgの神輿が20km離れた斎神社にお参りする。12日（土）12時30分頃、大屋川渡御。

遠州織物の聖地として、織物業の発展と商売繁昌、家内安全を祈願して行われる祭り。令和2年（2020）に浜松市無形民俗文化財に指定された。三河赤引きの絹糸をもって御衣［おんぞ］を織り、毎年5月15日に伊勢の神宮（内宮）に奉献する神事 画像提供：初生衣神社