すこやか温泉 応神天皇が浸かったといわれる1500年以上の歴史がある古湯の壱岐・湯ノ本温泉。この湯を引くすこやか温泉は、ホテルアイランド壹岐と同経営の日帰り温泉施設。男女別大浴場と8室の貸切風呂がある。源泉かけ流し100%の温泉で、地元の人の利用も多い人気の施設だ。
山の守酒造場 明治32年(1899)創業以来、120年以上の歴史を誇る壱岐島最古の壱岐焼酎の蔵元。大麦と米麹を2対1で混ぜる壱岐焼酎は、ほのかな甘みが特徴。この蔵では伝統あるカメ仕込みを今に受け継ぎ、常圧蒸留で風味豊かな焼酎を造っている。代表銘柄はアルコール分25度の一洲720ミリリットル1404円。随時仕込倉の無料で見学ができ、酒造場脇の売店では焼酎の販売や試飲もしている。
武家屋敷通り 石田城跡(福江城跡)近くに位置し、江戸時代の面影を残す古い石垣の塀が続く通り。仲町と南町を結ぶ約400mの通り沿いには、かつて五島藩(福江藩)の中級武士階級の住居が並んでいた。石垣の上にかまぼこ型に積まれている丸い小石は「こぼれ石」と呼ばれ、外部からの侵入者を音で知らせたり、いざという時の武器の役目をもっているという。通りの途中には市指定史跡「福江武家屋敷跡」に建設された「福江武家屋敷通りふるさと館」や武家屋敷松園邸を使用した「山本二三美術館」などの施設もあり、散策するだけでも楽しめる。