松永下駄工房

かつて塩田の町として知られた松永町は、明治時代に入ると塩を煮つめる薪材を利用して下駄を作り、今では日本有数の生産地に数えられている。製造会社直営のこの工房では、自分の好みの台と鼻緒を選び、その場で鼻緒をすげてくれるオリジナル下駄3000円~が人気。みやげにも好適だ。

かつて塩田の町として知られた松永町は、明治時代に入ると塩を煮つめる薪材を利用して下駄を作り、今では日本有数の生産地に数えられている。製造会社直営のこの工房では、自分の好みの台と鼻緒を選び、その場で鼻緒をすげてくれるオリジナル下駄3000円~が人気。みやげにも好適だ。

デ・キリコ、セガンティーニ、シャガールなど、イタリアを中心としたヨーロッパの近現代美術の作品を展示。岸田劉生、安井曾太郎など日本の近代洋画家や瀬戸内ゆかりの画家の作品、刀剣なども紹介している。

『山椒魚』、『黒い雨』で知られる福山市出身の作家・井伏鱒二[いぶせますじ]を中心に、英文学者で随筆家の福原麟太郎[ふくはらりんたろう]、劇作家の小山祐士[こやまゆうし]、詩人の木下夕爾[きのしたゆうじ]らの資料を展示。『黒い雨』の直筆原稿や鱒二の愛用品をはじめ、書斎も往時そのままに再現されている。所要30分。

乗る、触れる、撮るがテーマの体験型博物館。バタンコと呼ばれ親しまれた三輪車、自転車にエンジンを取り付けた原動機付自転車のほか、往年の自動車を動態保存・展示している。4・5・7・8月には、昭和30年代のボンネットバス試乗会も開催される。江戸時代の和時計や古い電化製品の展示もある。所要30分~1時間。

川底に埋もれた中世の町として、全国的に有名な草戸千軒町遺跡を中心に、瀬戸内地域の民衆生活と文化に視点を当てた展示を行っている。「通史展示室」では、原始・古代から現代にいたる瀬戸内地域の歴史を、「交通・交易」「民衆生活」の二つのテーマによってたどる。「草戸千軒展示室」では、鎌倉時代末期の初夏の夕暮れ時の町並みを実物大で再現、その佇まいは必見。また平成30年度(2018)にリニューアルオープンした「近世文化展示室」では、江戸時代後期の教育者・漢詩人である管茶山が遺した国重要文化財「管茶山関係資料」の展示を通して、近世の歴史と文化を紹介している。

市街中央部にあり、シーズンには1万5000平方mの園内に280種5500本のばらが咲き乱れる。緑町公園のばら花壇とともに、5月中旬の福山ばら祭のメイン会場になっている。

江戸時代に山陽道の宿駅となり、参勤交代の諸大名が宿泊する本陣が設けられて宿場町として栄えた神辺。今も旧山陽道沿いには神辺本陣などの歴史ある建物が残り、町並み散策には格好だ。また、江戸後期の儒学者で漢詩人・菅茶山[かんちゃざん]の出身地でもあり、茶山の開いた廉塾と旧宅が残っている。土・日曜や祝日には、各所でボランティアガイドの説明が受けられるのがうれしい。

元和5年(1619)徳川家康の従兄弟・水野勝成[みずのかつなり]が備後十万石の領主となり築城し元和8年(1622)に完成。今の天守閣は昭和41年(1966)に再建され、博物館として公開されている。城内には約300本のソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラが咲く。福山城博物館もある。

明王院前の平地・河川敷・中州一帯は、中世の港町だった草戸千軒町の遺跡。調査した範囲は既に掘削されているが、出土品の一部は重要文化財に指定され、広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)で見学できる。

廉塾は、江戸時代後期の儒学者・漢詩人である菅茶山[かんちゃざん]が、安永4年(1775)に開塾。寛政8年(1796)に福山藩の郷校となり廉塾となった。歴史家であり漢詩人の頼山陽が塾頭をしていたこともあり、多くの門人が学んだという。当時の講堂のほか寮舎や茶山の居宅などが現存しており、塾生が筆や硯を洗ったという水路や菜園、養魚池も残っている。国指定特別史跡。土・日曜、祝日にはボランティアガイドの説明が受けられるのがうれしい。平日の見学は1週間前までに神辺観光協会へ要予約。