穂高神社奥宮
安曇野市穂高にある穂高神社の奥宮。神話では奥穂高岳山頂に天降ったといわれる、穂高見命[ほたかみのみこと](海神の御子で神武天皇の叔父神)を祭る。北九州に栄え、航海術に優れた安曇族の祭神で、日本アルプスの鎮守、海陸交通の守護神とされている。社の奥に明神池がある(明神池拝観料大人300円、小学生100円)。
安曇野市穂高にある穂高神社の奥宮。神話では奥穂高岳山頂に天降ったといわれる、穂高見命[ほたかみのみこと](海神の御子で神武天皇の叔父神)を祭る。北九州に栄え、航海術に優れた安曇族の祭神で、日本アルプスの鎮守、海陸交通の守護神とされている。社の奥に明神池がある(明神池拝観料大人300円、小学生100円)。
田代橋の手前、上高地帝国ホテルの裏手に広がる森林地帯。ケショウヤナギや白樺が並木のように茂る梓川沿いの散策路がある。散策路は1周(所要40分)でき、河童橋方面への分岐もある。
原生林に囲まれた湿原。
現在の上高地への入山ルートができる以前は、島々宿から島々谷南沢を経て、海抜約2100mの徳本峠を越える道が上高地への主な登山道であった。ガウランドやウェストン、高村光太郎・千恵子夫妻もこの峠を越えている。峠には徳本峠小屋があり、穂高連峰の展望もよい。
穂高岳、焼岳、霞沢岳など北アルプスの秀峰に囲まれた、標高約1500mの渓谷で、北アルプスの玄関口として多くの登山者が訪れる。国指定の特別名勝、特別天然記念物。明治20年代に登山家のウォルター・ウエストンによって世界に紹介されてからは、日本を代表する山岳リゾートになり、平成20年(2008)にフランスのガイドブック「ミシュラン」で2つ星を獲得した。上高地のシンボルともいえる河童橋周辺が人気のフォトスポット。梓川沿いには白樺・モミ・コメツガなどの原生林に包まれて大小の池が散在する。一般乗用車の乗入れは不可。
六百山や霞沢岳からの伏流水による池。台風や大雨による土砂の流入により、以前よりは浅く小さくなっている。池の周りが湿原になっており、水生植物や浮島も見られる。6月中旬~7月上旬はレンゲツツジやニッコウキスゲの花が見ごろに。
大正4年(1915)の焼岳大噴火によって、梓川の流れがせき止められてできた池。淡いブルーの水、立ち枯れた樹木が幻想的な雰囲気を醸し出す。池の西側には、今も細く噴煙を上げる活火山、標高2455mの焼岳が迫る。現在では、下流の発電所に送る水の貯水池としても利用されている。
雄大な日本アルプスを望む山あいの一軒宿「中の湯温泉旅館」。露天風呂はブナの原生林に囲まれており、穂高の山容も美しい。春から夏は新緑、秋は紅葉、冬の雪見風呂もおすすめだ。空きがあれば入浴料のみで貸切風呂も利用可。
ひなびたムード漂う山間の秘湯の宿で、日帰り入浴も可能だ。カルシウムなどミネラルを豊富に含んだ湯は、古くから子宝の湯として知られる。冷え性改善や肌を美しくする効果もある。上高地観光の前後に立ち寄りたい。宿泊は、1泊2食1万3000円~。
国道158号沿い、沢渡大橋たもとの上高地乗り換え駐車場に併設された日帰り温泉施設。梓川に迫り出した断崖上に立ち、対岸の山々の四季の彩りを眺望する好ロケーション。眼下に梓川を見下ろせる。男女別の浴場は石造りの大浴場と露天風呂があり、湯船に浸かりながらこの風景を堪能できる。湯上がりは、畳敷きの広間でくつろげる。