■無名の蔵が、受賞を機に一躍ブレイクするケースも
日本酒のトレンドを牽引する、世界最大級の品評会「SAKE COMPETITION」が今年も開催。2026年5月12日~5月14日の3日間にわたり、審査会がおこなわれました。
▼ SAKE COMPETITION 公式サイト:https://sakecompetition.com/
SAKE COMPETITIONの目的は、本当に質の良い“市販酒”を多くの人に知ってもらうこと。品評会の中には、その会のためだけに手間をかけて造った特別な日本酒を出品し、技術力などを競うものもありますが、SAKE COMPETITIONにエントリーできるのは、お店で購入できる日本酒であることが条件となっているのです。



審査は、銘柄を一切明かさずにおこなうブラインドテイスティング方式を採用。先入観に左右されることなく、味のみで評価が決まります。そのため、どの蔵にも受賞のチャンスがあり、上位入賞した銘柄は売り切れが続出。これまで無名だった酒蔵が、このコンペティションをきっかけに、一気にスターダムへと駆け上がるケースも少なくありません。
2026年の審査部門は、「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「SUPER PREMIUM部門」「モダンナチュラル部門」の5部門に加え、2026年秋に予定されている首里城正殿復興を記念して「泡盛部門」も特別に設定されました。
■審査員も審査される唯一の日本酒コンペティション
SAKE COMPETITIONの審査員は、技術指導者や蔵元といった“日本酒業界の精鋭”ばかり。今年は、世界中の367蔵から出品された1,000点以上の日本酒がテイスティングされました。



このコンペティションの審査の厳格性は、徹底されています。審査は予審と決審で構成されているのですが、同じ酒への評価が異なると審査員自身が減点対象になり、翌年以降、審査員から外されることも珍しくないのだそうです。自分自身のテイスティング能力が試されるだけに、審査員の表情は真剣そのもの。会場は、まるで神聖な儀式のような緊張感に満ちていました。それだけに、このコンペティションへの信頼度は群を抜いて高く、あの「十四代」が唯一出品することでも知られています。
この厳正な体制の元、長年審査員を任されている一人、新澤醸造店 代表取締役の新澤 巖夫さんに、審査後にお話をお聞きしました。

「今年は全体的に品質やレベルが上がっており、ガス感(シュワシュワとした発泡感)のあるものが多く出品されていました。ガスの使用や発酵のコントロールなど技術面での課題は残りましたが、そのような試行錯誤は新しい挑戦の表れでもあると感じています。また、審査員についてですが、今後はもっと若い世代や女性が増えていくと良いなと思っています。」
■表彰式と授賞パーティーには、一般消費者も参加可能
「SAKE COMPETITION 2026」の最終審査結果発表および表彰式は、2026年6月10日にTAKANAWA GATEWAY CITY(東京都港区)でおこなわれます。蔵元や報道陣のみならず、一般消費者も来場が可能。昨年は約300人が集い、会場は独特の緊張感と熱気に包まれていました。


表彰式の後は、パーティータイムです。上位20%に選ばれた全部門の日本酒および、老舗のレストラン・結婚式場として名高い「八芳園」(東京都港区)料理長考案の、日本酒に合わせたお料理が用意されます。
▼ 表彰式&授賞パーティーチケット販売サイト:https://peatix.com/event/4764559
高度な官能評価力を備えた審査員が選び抜いた“最高峰の日本酒”が発表される瞬間に立ち会える、極めて貴重な機会。厳しい審査を勝ち抜いたトップクラスの日本酒と料理との珠玉のマリアージュを堪能できる、日本酒ファン必見のイベントです。
※本記事は、日本語からその他外国語に機械翻訳しています



