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明治16年(1883)創業。白石名物の長さ9cmほどの温麺を製造・販売している。製法は創業当時から変わらず、油を一切使っていない。店内では野菜がたっぷり入った、仙台味噌仕立てのけんちんううめんなども食べられる。生めんタイプのううめんもおみやげに大人気。

油を使わずに作る素麺温麺[うーめん]は、古くは諸国大名や公家への贈答品として流通していた長い歴史をもつ、奥州仙台藩白石の伝統食。明治2年(1869)創業の製麺所直営のこの食事処では、季節の地場素材を使用した温・冷うーめんをはじめ、予約制の小百合ご膳2916円などが揃う。予約席は40席、その他70席は予約なしで利用できる。

名物のラ・うーめん750円は、見た目がラーメンのユニークなメニュー。鶏ガラでだしをとった醤油スープが、手延べ麺に良くからむ。気仙沼直送のフカヒレの姿煮がのった、フカヒレ・うーめん1650円もある。

隣接するチーズ工場のナチュラルチーズを使ったチーズ料理が楽しめる店。チーズフォンデュ1人前1320円(2人以上からの注文)。人気のナポリタン1210円はたっぷりチーズとトマトの濃厚ソースがパスタに絡みやみつきになる。

人気はスイスの家庭料理・ラクロネット1人分1320円(2人以上からの注文)。スライスした蔵王チーズをホットプレートで溶かして具をのせ、パンにつけて食べる。自家製ソフトクリーム400円も好評。

メニューの種類が多くて、家族でもカップルでも楽しめる料理がいっぱい。蔵王クリームチーズを使ったレアチーズを蔵王の水で入れた布ドリップコーヒーとともに味わいたい。

秋田の築140年の曲がり家を移築、改築して店舗にした店内は、大正ロマンの雰囲気が漂い、ゆっくりと食事ができる。蔵王山麓で栽培したそば粉を使った手打ちそばが食べられる。手打ちそばや豆腐料理、ゴールデンポーク(血統書付豚肉)のとんかつなど自慢の料理をセットにしたボリューム満点の賛久庵膳3300円(そばコーヒー付)がおすすめ。そば粉を使った手作りスイーツ、そばコーヒーなどオリジナルスイーツも楽しめる。

蔵王の名水で毎日打ち立て美味しい蕎麦を。こだわりの田舎蕎麦は平打ちの太麺で歯ごたえ絶妙。鴨の上品な脂と野菜から取ったダシが溶け合うスープは飲み干せるほど深い味わい。冷しかも蕎麦、温かいかも蕎麦はぜひ味わってもらいたい一品。蔵王の自家農園で育てた旬の野菜や山菜を使った天ぷらもおすすめ。

豊かな自然に囲まれながら、本格的イタリア料理が楽しめる。生地が好評のピッツァは「マルゲリータ」1200円～、チーズも自慢。名物の生そばパスタは蔵王山麓のそば粉とイタリアのディラム小麦を繋ぎ合わせたオリジナル麺。「そば芽とベーコンの和風味」1078円、「トマトとアスパラクリームパスタ」1078円が好評。イタリアンジェラートも人気。

蔵王牛や町内産のタマネギなど、蔵王町の素材で作る蔵王牛バーガーはregularサイズ1089円、bigサイズ1419円。Bigには100gのパティが2枚入り、ボリューム満点。思いっきりかぶりつこう。もち豚とんかつなどのプレートメニューやもち豚肉そばなど麺類も。