松翁軒

天和元年(1681)創業。熟練の職人がひとり一つの窯を受け持ち、一枚一枚手間を惜しまない誠実な手仕事で丹念に焼き上げたカステラは、きめ細かくしっとりやわらかな口どけ。八代目貞次郎が明治の頃に考案した、チョコレートの濃厚な風味豊かな「チョコラーテ」。熱を加えず丹念に石臼で挽いた、抹茶本来の高い香りを引き出した碾茶を使用した「抹茶カステラ」。また、卵黄と砂糖を増やし小麦粉を減らして生地のしっとり感をより濃く醸し出した「五三焼カステラ」は、長崎カステラの秀作である。

天和元年(1681)創業。熟練の職人がひとり一つの窯を受け持ち、一枚一枚手間を惜しまない誠実な手仕事で丹念に焼き上げたカステラは、きめ細かくしっとりやわらかな口どけ。八代目貞次郎が明治の頃に考案した、チョコレートの濃厚な風味豊かな「チョコラーテ」。熱を加えず丹念に石臼で挽いた、抹茶本来の高い香りを引き出した碾茶を使用した「抹茶カステラ」。また、卵黄と砂糖を増やし小麦粉を減らして生地のしっとり感をより濃く醸し出した「五三焼カステラ」は、長崎カステラの秀作である。

中通りにある長崎有数の菓子店。形が菊の葉・花と似ているためにその名がついた「寒菊[かんぎく]」1296円~は、市内でもここにしかない銘菓。乾燥した餅を焼いてショウガ入りの砂糖蜜をからめたこのおかきは、年間で約6回のみの製造のため必ず予約を。

京都で修行したろくろ師と絵付け師である夫婦が営む陶磁器工房。「日常に彩りを。」をテーマに、茶陶から日常使いの器まで幅広く製作している。長崎をモチーフにしたシリーズも多く、なかでも眼鏡橋や路面電車など長崎の名所や名物を立体的なフォルムで再現した立体箸置シリーズは土産として人気。

「けんか凧」で有名な風頭公園そばにあり、凧あげの際に使うハタを製造・販売する店。店内2階にある長崎凧資料館(料金:入館無料、時間:9~18時、無休)では各種のハタに関する資料を展示するほか、店主の小川暁博さんの作業場もあり、竹の骨組みに赤・青・白の和紙を貼り合わせて作る作業工程が見学できる。凧製作と凧あげの体験教室は1600円~(予約制)。一銭凧200円~。

ユニークな名だが、この坂道の上から石を切り出し運び出すのに、御幣を振って皆を励ましたことに由来する。坂道の先は墓地で、風情があることからロケ地にもなっている。

「亀山社中」とは、慶応元年(1865)、薩摩藩や長崎商人などの援助を受けて土佐の浪人だった坂本龍馬が設立した日本初の貿易商社といわれる結社。メンバーには長岡健吉など幕末の激動期を生きた志士たちが名を連ねている。活動の拠点としていたのは、亀山焼窯元であったという亀山に立つ家。記念館は、その亀山社中跡にある建物を幕末当時の姿により近い形で復元し公開している。館内には、復刻したブーツや紋服、ピストル、『海援隊日史』の複製などが展示されており、龍馬が身を隠したといわれる中二階(隠し部屋)も復元されている。

オランダ商館医として文政6年(1823)に来日したシーボルトは、診療所兼学塾「鳴滝塾[なるたきじゅく]」を開いて日本の近代化に貢献した人物。ここはその鳴滝塾の跡地隣にできた記念館で、シーボルトの生涯や功績を6つのコーナーに分け紹介している。隣はシーボルト宅跡(史跡)。所要20分。

長崎奉行所立山役所の建物を同じ場所に一部復元整備。長崎奉行所の役割と近世長崎の海外交流史を、歴史・美術・工芸資料や映像などを通して紹介している。解体新書や踏み絵、シーボルトが実際に使用した医療器具などを常設展示している。

長崎市立桜町小学校敷地内にある、江戸初期の教会遺跡が見られる資料館。サント・ドミンゴ教会は、ドミニコ会のモラーレス神父によって建てられた教会。宣教活動をしていた薩摩からこの地に移転した折に、薩摩の教会堂を解体し移設。禁教令によってモラーレス神父が退去した後、壊された教会堂跡地に長崎代官末次平蔵の代官屋敷が建てられた。平成12年(2000)、小学校校舎建て替え時の発掘調査で、代官屋敷と教会の建物遺構、12万点を越す遺物を発見。現在は、遺構ゾーンや展示室ゾーンなど4つのゾーンで、石組地下室や石畳などの遺構の一部や花十字紋瓦や陶磁器などの出土品を見学できる。

若宮稲荷神社そばに移設された資料館。上野彦馬が撮影した幕末の志士たちの写真や、「五箇条の御誓文」の元になったと言われる「新政府綱領八策」の原文写しなどファン垂涎の資料約150点が展示されている。平成30年(2018)3月に改修工事を行い、屋根、床、天井の補修、そして正面玄関廻りの拡張やバリアフリー化など、崩れかけたあばら家が少しきれいになって、出入りしやすくなった。