ぐんじ山展望台

かつて、島の青年部の若者たちがここからの景色を発見し、手弁当で遊歩道や園地を整備しているうちに、観光スポットとしてすっかり定着した。木造の台に上がると、眼下の入江には無人の小島が、南方には神津島、三宅島、御蔵島、北側には新島が見渡せる。また、足元に見下ろす大岩はウミネコの貴重な群生地として知られ、春から夏にかけての繁殖シーズンには、産卵や子育ての様子を観察しに双眼鏡を手に訪れるバードウォッチャーの姿を見かける。

かつて、島の青年部の若者たちがここからの景色を発見し、手弁当で遊歩道や園地を整備しているうちに、観光スポットとしてすっかり定着した。木造の台に上がると、眼下の入江には無人の小島が、南方には神津島、三宅島、御蔵島、北側には新島が見渡せる。また、足元に見下ろす大岩はウミネコの貴重な群生地として知られ、春から夏にかけての繁殖シーズンには、産卵や子育ての様子を観察しに双眼鏡を手に訪れるバードウォッチャーの姿を見かける。

標高99mと式根島で最も高く、新東京百景にも指定されている神引山。駐車場から荒涼とした景色を見ながら階段を登っていくと、こんもりとした緑の森と真っ青な海がコントラストを描く風景が突如眼前にひらけ、島のダイナミックな自然を実感できる。パノラマ式展望台からは、神引湾はもとより、晴れていれば伊豆諸島や富士山までが見渡せる。樹林を縫う細道は美しく、サイクリングコースとしてもオススメ。見通しが利くことから、江戸時代はじめて近代的な日本地図を作成した伊能忠敬が、地図作成の測量のためここに足跡を記している。

島で唯一の寺院。かつては新島の日蓮宗長栄寺の分院だったが、昭和29年(1954)に独立し、法光山東要寺となった。墓地に敷き詰められた白い砂は、島のお年寄りたちが浜辺から運んできたもの。お墓も常に美しく管理されており、感心させられる。本堂手前には、樹齢800年、高さ30m、幹回り5mというイヌマキの巨木が、また、墓地裏には約33平方mの範囲にわたってナギの自生地が広がっている。これらはともに都の天然記念物に指定されており、島内の隠れた名所となっている。

島の中心部から地鉈温泉に向かう途中の道塀に掘られた穴。時刻によって湯温が変化する、足付温泉の湯加減をチェックできる場所として、小さな観光名所になっている。穴の中からは温かい水蒸気が出ており、手をかざすことによって、地鉈温泉が現在入浴に適温かどうか知ることができるから試してみよう。表示がなくても、道の両脇には湯気が出ている天然の穴が、ほかにもいくつかあるので探してみよう。

ギリシア神殿風のオブジェが印象的な、海岸沿いにある温泉露天風呂。湯温の異なる6つの湯船からなり、眼前に広がる海や式根島、神津島を眺めながら入浴できる。特に上段にある浴槽からの眺めは抜群で、まるで展望台にいるような気分になれる。更衣室、シャワー、トイレが完備されている。ただし、混浴につき水着着用が原則。

サッポロビール、ポッカサッポロFB、コカコーラ、サントリーフーズ、ダイドービバレッジ、伊藤園などを取扱う酒類・飲料水の各種販売店。

明治35年(1902)に創業の老舗。専門の工場で作るアオムロやサメ、トビウオなどのくさやは、天然海水塩に漬けこむため、まろやかな味わい。アオムロのくさやは大きさにより324円、378円と値段が異なるが、大きいほど脂ののりがよくておすすめ。アオムロから作るたたきは、砂糖を控えめにし、天ぷらにもお吸い物にも合うように配慮されている。くさやに昆布とゴマを混ぜたくさやふりかけ864円~は、しっとりとした食感が人気。贈答用の場合は無料で箱に詰めてくれるので、フォーマルなおみやげにも最適。

明治34年(1901)の創業。くさや、郷土料理たたき製造販売。本格派くさや(1枚250円~)から初心者向け燻くさや(250円~)、びん詰(650円~)は素焼の他、味付け、三杯酢もある。また、放送作家テリー伊藤氏が名づけ親のキムチ味キムクッチャヤととにかく種類豊富。たたきは素材の味が活かされていて地元でも評判。お味噌汁や鍋、魚ハンバーグにも使えるよう薄味になっているのも嬉しい。くさやの試食もあるので、江戸時代から続く発酵の旨味を島の空気の中でかみしめて。お土産ににおわない包装無料。発送可。

島外からも注文がくるという人気のパン店。素朴でほんのり甘い、どこか懐かしい味が好評。約40種類の焼きたてパンがガラスケースに並ぶ。カツパン、メロンパン、あんドーナツ各140円など値段はどれも手ごろ。人気の食パンを使ったミックスサンド220円や、ボリュームたっぷりのコロッケパン200円などは、海水浴客やサーファーが先を争って昼食用にと買いにやってくる。時間帯によっては品薄や売切れになるので、タイミングを見計らって買いに行こう。

新島の数あるくさや店のなかでも、モダンな店構えが特徴。青むろあじのくさやは4枚入れと地元の袋入れが1080円。珍味として重宝がられるサメの他、アジやイワシ丸干しなど540円から、四季折々の味覚が揃う。青むろあじと飛魚の真空パックや焼くさやも品数豊富で、ビン詰めの味付けは1080円。素焼きの特用パックや食べやすいスティックタイプが人気。素泊り専用のゲストハウスは、一軒家を貸し切りできる離れと、2階建ての新館にはキッチンとリビングがそれぞれある。